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2006年11月21日 (火)

過疎に強いドラックストア

九州を基盤とする『コスモス薬局』は、過疎を全く気にしないドラックストアです。

郊外店型の店は、半径2~3km圏内の人口が2万人以下だと厳しいと言われますが、コスモス薬局は1万人強であれば黒字化できます。

その秘訣は、夜より昼間を重視したことによります。3年前に閉店時間を22時から20時に変更しました。これにより、店員は、夜間の重い作業負担から解放されました。そして、昼間の人員に配置に余裕ができ、その結果として、接客態度が向上しました。また、入口に配置した“グリーター”と呼ばれる定員が、お客さんを見つけると、すぐに駆けて、対応する点も高く評価されています。このように、お客さんに好印象をもたれると早く閉めても利益は出せる(売上高販売管理費率も4ポイント改善した)のです。

つまり、夜間のニーズを疑うことで、収益性が向上し、そのアップ分を販売価格の引き下げの一部に充てるという好循環が起こったというわけです。(参考資料:2006118 日本経済新聞)

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