ドラックストアとコンビニの融合
「ウエルシア関東」が2005年8月にオープンしたコンビニとドラックハウスの併合店「グリーン・シア・春日部緑町店」が好調です。
コンビニの集客効果もあり、9月売上が前年比67%増(既存店2.5%増)、10月売上も60%増の見込みです。また、併合の調剤店の処方箋の枚数も開業時の4倍の800枚を数え、その結果、薬をもらうまでの時間をコンビニで過ごせる点も高く評価されています。
700㎡の店内のうち、コンビニ部分は入口左手の30㎡に過ぎませんが、売上の25%をコンビニ部分が稼ぎます。
仕切りもなく、レジも店員も共有化した、この融合の狙いは、既存店との差別化です。この狙いはキッチリと当たり、若年層や男性といったドラックストアが比較的苦手な客層を取り込むことに成功し、通勤客の来店層を拡大しています。
(参考資料:2006年10月23日 日経MJ)
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