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2006年12月

2006年12月31日 (日)

シネコン 味で知恵比べ

相次ぐ競合店のオープンで、シネコンの競争が激化しています。そこで、売上の4割を稼ぎ出す売店において、飲食やサービスで独自性を打ち出し、集客数と利益の底上げを狙う試みが始まっています。勝ち残るポイントは、観客が食いつく商品をどれだけ開発できるか?という創造力です。

ユナイテッドシネマのピザ

ピザは手間がかかる、原価率が高いが旧態依然とした食べ物では女性客は取り込めないと判断し、ホットドックを廃止して、オリジナルのピザの導入に踏み切りました。豊洲では、10人に1人が買うというヒット商品(ホットドックの2~3倍の売れ行き)になっています。

ワーナーマイカルのソーダ

売店利用率の低い女性客をターゲットにするため、ソーダに様々な風味を加え、酸味と甘みのバランスの取れた『フレーバードリンク』を発売しました。あえて狭く深い市場を狙う戦略で従来取り逃していた市場を掘り起こしました。

(参考資料:2006121 日経産業新聞)

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2006年12月30日 (土)

安さと豊富さで勝負!

居酒屋等で席からオーダーができる卓上注文システムは色々とありますが、ソフトバンクテレコムの『サプリバ』は導入経費の安さとコンテンツの豊富さが売り物です。

導入コストは、自前システムを構築する場合の1割程度で済みます。

また、コンテンツは豊富で、占いや酔っ払い度をチェックするゲームなど60程度のメニューが用意されています。利用料が0315円と低価格であるため、多くは期待できませんが、副収入にもなります。

今後は、周辺店舗と組んでの2次会の紹介といったサービスの提供を検討しています。

(参考資料:2006126 日経MJ)

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2006年12月29日 (金)

達人への道

自動車販売店 ホンダカーズ岡山 の川澄由美子さんは、四輪サービス技術コンクールで優勝した“サービスの達人”です。

そんな川澄さんが、ある時、お客さんを1時間待たせるミスをしました。お客さんからは何も言われなかったが、彼女は「お客さんの心証は悪くなったはず」と振り返り、同じ失敗をしないように強く思い、さらに自分研鑽に務めたそうです。

“○○の達人”と呼ばれるようになると、“自分は特別の存在である”と思いがちです。そこが優秀な人が陥りやすい落とし穴なのですが、「スタッフとして当然のことを当たり前にこなす」という気持ちを持ち続ければ、本当の達人への道は開けるのでしょう。

(参考資料:20061222 日経産業新聞)

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2006年12月28日 (木)

ウラカシ

JR常磐線の柏駅周辺には、ストリートミュージシャンや古着店が集まる『ウラカシ』と呼ばれる地域があります。

ウラカシは、1989年に裏原宿で人気のセレクトショップ『フリークスストア』が柏に出店したのが始まりで、同店のOBが周辺で独立し、現在のウラカシの素地を築きました。やがて、個性的な店を目当てに若者が集まり、さらに店舗を集積させる好循環につながり、この2.3年で約150まで増えています。

ウラカシ成功の一つの要因は、格安の賃料です。柏駅周辺の商店街の賃料は、1坪510万円と都内水準に接近していますが、裏通りは1万円前後と格安で、これが若い人の開業を助けているのです(参考資料:20061120 日経MJ)

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2006年12月27日 (水)

産業天気図 2006年12月レビュー

20061012月の産業天気図の12月半ばのレビューによりますと、外食が“薄日”から“曇り”へ、繊維・アパレルが“曇り”から“小雨”へと下方修正されました。

その原因は、外食が“飲酒運転取締りの強化”、アパレルが“暖冬”…という外的要因によるところが大きいと言われています。

特に、繊維・アパレルは、暖冬のため、1011月と前年水準を下回り、12月になってようやく回復してきたが、これまでの不振を補うことはできなかったというわけです。

(参考資料:20061225 日本経済新聞)

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2006年12月26日 (火)

ペットと出勤

ペットフード販売会社の『マスターフーズリミテッド』は、ペット同伴での出勤をOKというユニークな取り組みで注目されています。

オフィスにペットがいることで、場の雰囲気が和らぎ、ビジネスにも良い影響を与えています。欧米では珍しくないペット同伴ですが、日本ではペットは難しいという先入観が普及を妨げているのかもしれません。手狭で大きな動物を連れてくるのが難しいという問題はありますが、イメージアップや風通しの良い社風作りなどプラス面の方が多いはずかもしれません。

(参考資料:2006124 フジサンケイビジネスアイ)

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2006年12月25日 (月)

遅めの忘年会はサイフに優しい!

居酒屋各社が午後9時以降に宴会を始めるお客さんを優遇する“遅割り”を打ち出しています。それに加えて、シニアも呼び込もうと早い時間帯に“早割り”を導入している店もあります。これらの試みには、午後79時に集中しがちなお客さんの利用を分散させ、店の運営効率を高めるという狙いが隠されています。

『居酒屋和民』では、スタートが午後10時以降だと、1人分が無料になる“遅割りプラン”、午後545分までにスタートすると、1人分が無料になる“早割りプラン”を導入しています。

景気拡大もより、都心部ではこの年末遅い時間帯の宴会需要が見込めると見ています。

『うおや一丁』では、午後9時以降は飲み放題の追加料金を半額(500円)にしました。

(参考資料:2006年月日 日本経済新聞)

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2006年12月24日 (日)

淘汰の時代

北海道で最大の食品スーパー『アークス』の横山清社長は、食品スーパーの今後について、こう語っています。

「食品スーパーは、年商200億円以下の中堅・中小スーパーを中心に淘汰が進み、今後35年で企業数が1/3になるだろう」

(参考資料:20061210 日経MJ)

そして生き残るのは、全国規模チェーン?、それとも地域密着型チェーン?…結果は神のみぞ知るのです。

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2006年12月23日 (土)

風水のビジネスパワー

香港では、“風水”は占いの類ではなく、地理学や環境学に基づく学問として捉えられてます。

ですから、香港でビジネスを行なうに当っては、“風水”は不可欠の考え方なのです。

驚くことなかれ、アメリカ文化の象徴とも言える  香港ディズニーランド  の建築にあたっても、風水は考慮されているそうです。

(参考資料:2006127 フジサンケイビジネスアイ)

きっと日本においても、風水の考え方をビジネスにまで拡げる傾向が強くなるのでしょうね。

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2006年12月22日 (金)

ハッピーローソンの未来は?

東京・日本橋にオープンした子育て中の母親を対象にしたコンビニ『ハッピーローソン』は、日曜日には遊戯スペースを250人が利用するという盛況ぶりです。

千葉・埼玉・神奈川といった様々な地域からの集客に成功し、“子育て中の母親に優しい”というイメージを全国的に広めるという役割を果たしています。

しかし、休日以外は集客に苦戦しているのが現状で、とある月曜日に遊戯スペースを利用した人数はたった5人でした。日販目標が60万円と言われていますが、ベビーシッターやアルバイトの人件費、高い家賃といった固定費の負担を考えると、収益性を期待するのは難しく、“社会的な企業姿勢を示す戦略店”という位置づけのように感じられます。

さて、ローソンの本当の狙いは、戦略店、それとも将来のビジネスモデル、どちらなんでしょうか?(参考資料:20061220 日経MJ)

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2006年12月21日 (木)

団塊 守りの定年後 ④ 生活インフラ高機能へ

セカンドライフについては、意外と保守的な団塊世代ですが、折角使うなら高機能なモノを指向するが特徴です。

クルマ

ツーシーターのオープンカーやスカイラインに注目

特にスカイラインは、団塊世代が若い頃に夢中になった車種(1968年のハコスカ、1972年のケンメリで一世を風靡した)であり、昔の夢を実現するのにピッタリかもしれない

②IT関連

50歳以上限定のブログである『リログ』が人気を集めているが、この12月からは『リログSNS』も始まる。これには、ブログで繋がる中高年ネット社会をSNSで勢いづけたい…という狙いが込められている

③デジカメ

人気機種は、15万円以上のハイレベルのアマチュア向けデジカメ

④伊勢丹メンズ館

靴の売上の20%を団塊が占める(35万円の革製スニーカーが人気)

(参考資料:2006128 日経MJ)

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2006年12月20日 (水)

団塊 守りの定年後 ③ まだ働くぞ!

団塊の大量定年と言いますが、2007年~2009年に退職する割合は45.8%と、半分に満たないのが現状です。

アンケート調査によると、完全に定年をもらえるまでフルタイムで働くと答えた人が29.4%でした。ということは、“団塊世代の32.9%は退職を2010年以降に伸ばすつもりである”という仮説が成り立ちます。無理して働く必要はないけれど、できれば働きたい…という団塊世代のニーズをいかに上手く商品・サービスに取り込むか?が求められると思われます。

(参考資料:2006128 日経MJ)

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団塊 守りの定年後 ② 蓄えはたっぷり、生活はつつましく

セカンドライフに必要と言われる貯蓄額は2003年度の調査では2430万円でしたが、2006年度には4310万円まで跳ね上がりました。団塊の世代が、果たして退職までにこの金額を貯められるか?アンケートを取って見たところ、“すでにOK・何とか大丈夫”と答えた率が39.9%で、手堅くそして着々と備えを固めていることが分かります。

しかし、生活費については倹約傾向です。現在、平均的な1ヶ月の生活費が329,000円である団塊世代に、退職後の1ヶ月の生活はどのくらい?という質問したところ、平均的な回答は284,000円となりました。所得の大きい人ほど生活費を減らす傾向が強く、年収1200万円以上の人たちは、1ヶ月で7万円の節約をすると答えています。

企業が期待する団塊世代の趣味への支出も、現在の平均17,000円に3,000円上乗せした20,000円程度に抑えるという回答が平均的で、老後の生活を今まで以上に派手にする気持ちはないようです。

(参考資料:2006128 日経MJ)

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2006年12月19日 (火)

団塊 守りの定年後 ①

団塊世代(194749年生まれ)が60歳定年を迎える2007年はもうそこまで迫っています。

第二の人生を目前に控えた団塊世代は、退職の記念に“高額の支出”を計画する半面、日々の生活設計は意外と“地味で慎重な一面”を持っていることが、日経MJと産業消費研究所の調査で浮かび上がってきました。

明日から、団塊世代の第二の人生観を分析し、紹介していきます。

(参考資料:2006128 日経MJ)

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2006年12月18日 (月)

風を黙らせろ!

新規オープンしたばかりのとある駅ビルの飲食店で食事をしました。

暖かい蕎麦を食べていると、冷たい風が足元を通ります。

これ、入口のドアが開くたびに流れてくる冷たい外気でした。落ち着いた雰囲気の店でしたが、風で全てがぶち壊されてしまいました。

どうして冷気が客席に来ない設計ができないのでしょうか?

日本の設計者の能力では不可能…そんなことはないと思います。ただ、設計者、そして経営者が“冬の風”のことなど考えていなかっただけでしょう。

素晴らしいデザインの駅ビルが次々と出来ていますが、優れているのはハードだけで、ソフトは二の次という印象がぬぐえない気がしてなりません。“お客さんの視線に立った店作り“とよく言われますが、“風ひとつ”何とかできない有様では、夢のまた夢でしかありません。

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2006年12月17日 (日)

共生のために必要なこと

消費者の一人として、コンビニ等のチェーン店の商店街団体への加入を強制する動きは理解できます。

ただ、チェーン店に地域活動への応分の負担を求めるのであれば、商店街もチェーンの良いところを取り入るべきだと思います。

地域の商店街の接客などがチェーン店のそれと比べて著しく劣っているケースは多々あります。共生を望むならば、商店街の方々もサービスの向上などに努めて頂きたいのです。

商店街が衰退したのは、チェーン店だけにその理由があるのではありません。商店街自身にもその一因があるのです。

条例化されるという意味の重さをぜひとも噛み締めて貰いたいです。

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2006年12月16日 (土)

商店街とチェーン店の共生

コンビニ・スーパー等のチェーン店に条例で地元商店街団体の加入と地域活動への応分の負担を求める動きが、地方自治体で出始めました。

まずは、大分県が条例を制定することになり、東京都も検討に入っているとのことです。

(参考資料:2006123 日本経済新聞)

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2006年12月15日 (金)

マックとデルが世界を救う

“マクドナルドが出店している国・地域では戦争が起きない”という理論があるそうです。ハンバーガーを食べれる中間層が育っているので、戦争より生活の質を守る方を選ぶ…というのがその根拠です。

また、同じようなものとして“デルの紛争回避理論デルのサプライチェーンにガッチリと組み込まれた国・地域の間では軍事衝突は起きない”というデルの紛争回避理論があります。戦争で生産活動が少しでも滞ればグローバル経済からはじき出され、その恩恵を受けられなくなるから…だそうです。

(参考資料:20061018 日経産業新聞)

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2006年12月14日 (木)

好調な上場企業の業績

日本経済新聞社の調べによると、上場企業の9月中間決算は、連結経常利益が前期比15%増となりました。

この好調ぶりを支えているのは、海外で販売台数を伸ばした自動車、資産価格の上昇を追い風にした商社のようです。

(参考資料:2006122 日本経済新聞)

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2006年12月13日 (水)

タッチペン注文システム

『庄屋三田店』では、店員を呼ばなくてもメニューにタッチペンで触れれば注文できるシステムを導入しました。お客さんが思いついた時にすぐ注文できるのが好評を博し、月次売上が前年と比べて2桁増加しています。

苦労した点は、細かい部分までメニューを作り直したことです。特に、酒はお湯割り、ロックといった部分まで設定する必要がありました。

今後の課題は、裁量の部分をどうするか?です。

対面であれば臨機応変な対応(人数にあった量の品を提案したり、皿の数を判断したり…)ができましたが、システム化したことで画一的な対応になりがちです。ここをどうカバーしていくかが問われてきます。

(参考資料:2006118 日経産業新聞)

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2006年12月12日 (火)

サービス業の生産性

日本のサービス業の生産性は低いと言われますが、これを1990年代のアメリカ並みに引き上げられれば、GDP0.4%程度上昇すると、経済産業省は見ているそうです。

ひよっとして、このような見方が、外資の導入に繋がっているのかもしれませんね。

(参考資料:2006111 日本経済新聞)

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2006年12月11日 (月)

メニューの見せ方

飲食店のメニューの作り方にも大原則があります。

それは、人間は乙字形にモノを見るという習慣を利用し、“左上に一番目立って欲しい看板メニューを配置すること”です。一番左上に看板メニューを配置したら、お客さんに注文して欲しいメニューを上から順次配置していき、一番下に重要度の低いメニューがくるようにします。

また、見開きのメニューならば、左のページの左上に一番目立って欲しい看板メニューを、右のページの左上に二番目に目立って欲しい金庫番メニューを配置します。さらに、写真が増えると注文が増えますので、スペースを考慮の上、できる限り載せるようにすると良いでしょう。

(参考資料:2006915 日経MJ)

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2006年12月10日 (日)

飲食店のメニュー

飲食店のメニューには、定番・看板・金庫番の3種類があります。

この3つを上手に組み合わせることが、儲かるメニュー作りなのです。

① 定 番 

必ずあると思うメニュー

原価率は30%前後

居酒屋ならば生ビールや焼酎

② 看 板

その店の特徴を出すための一押しメニュー

原価率が5%高くなっても宣伝費と割り切る

例:厚切りロースカツ200gで1100

③ 金 庫 番

看板で落ち込んだ分の粗利益を確保するメニュー

原価率が低く、粗利益が高い

トンカツ店ならばハンバーグがコレに当る

(参考資料:2006915 日経MJ)

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2006年12月 9日 (土)

時短は儲かる

最近、時間の短縮にお金を使う時短消費が増え、“意外な商品の出前”があちこちで活躍し始めました。

ミューチュアル(東京・台東区)

生ケーキの出前。ネットで受注し、店から届ける。人気店に行く時間のない都心で働く女性客の利用が多い。

アナスタシア(東京・渋谷区)

まゆ毛専門のトリートメントサロン。305040円で自分の髪に合ったまゆ毛の形が整う。ここで整えることで、朝5分の時間を節約することができる。

ベアーズ(東京・中央区)

家事代行サービス。法人契約で安心感を与える。企業が福利厚生の一環として契約し、利用料を一部負担する

(参考資料:2006116 日本経済新聞)

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2006年12月 8日 (金)

複合型ローソン

5月に改装された『ローソン浦安店』は、通常のコンビニに生鮮コンビニ『ローソンストア100』で扱う105円の青果や日用品を取り込んだ店舗です。これは、“近くて便利なコンビニの長所”に“生鮮品や冷凍食品を低価格で揃える商品戦略”を加えたスタイルです。

主要顧客である男性客を減らさずに、手薄だった主婦・高齢者層を取り込んだ結果、日販が70万円(既存店舗は48万円前後)、客数が既存店の40%増しと好調です。

ローソンは、この浦安店の成功を念頭に置き、今後は立地に応じて特徴を変える柔軟な店舗作りを目指します。例えば、駅から徒歩圏内の住宅地は主婦・高齢者を主要顧客とした複合型ローソンを出店するのに対して、オフィスビルでは、働く女性をターゲットとし、健康志向のナチュラルローソンを出店します。とりわけ複合型ローソンに力を入れており、全店舗8300のうち23割をこの店舗スタイルとする方針だそうです。

(参考資料:20061127 日経MJ)

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2006年12月 7日 (木)

2006年ヒット商品番付 ⑤ 来年のキーワード

2007年のヒット商品の鉱脈は、近さと便利さに潜んでいます。ツボを抑ええた商品やサービスの提供が一段と重要になりそうです。

①都心部の再開発・高層ビル建設

“都心から近郊へ” たまプラーザ駅・春日部駅前、大岡山駅の駅上病院

“非日常から日常へ” 東京ミッドタウン、

②なつかしの近未来

過去の名作のリバイバルや、バブル期を振り返る作品が続く

映画『バブルへGO!タイムマシンはドラム式』『転校生』『エヴァンゲリオン』

③携帯・PC代替の通信手段に

携帯電話でバーコードを読み取ることで銀行等に行かずとも支払えるサービスの開始

総務省が無線LANのスピードが10倍アップを認める

SNSの本格的普及

④新発想の販売戦略も

高機能ジャーの世界販売(日本食の海外人気を背景として)

ソニープラザでの男性化粧品を販売

中国をキーワードにした旅行・食に関するサービスの登場

(参考資料:2006121 日経MJ)

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2006年12月 6日 (水)

2006年ヒット商品番付 ④ 健備再職

今年のヒット番付のキーワードは『健備再職』だそうです。

健 ~ 少しでも長く若々しく働こうと考える消費者の健康への関心は引き続き高く、新商品・サービスが中高年齢層を中心に支持を集めた

例:ラブレ、アンチエイジング(コエンザイムQ10等)

備 ~ 第二の人生の舞台や老後の住まいに備える商品・サービスへの需要が高まった

例:高齢者賃貸マンション、防災用ラジオ(ICF-BO1)

再 ~ 再試合や再活性化、再利用といったニーズが高まった

例:早実対駒大苫小牧、コンビニの新業態、充電池エネループ

職 ~ 仕事や生き方を考えさせる新しい商品・サービスに注目が集まった

例:キッザニア東京、荒川静香&新庄の引退、ガクタビ

(参考資料:2006121 日経MJ)

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2006年12月 5日 (火)

2006年ヒット商品番付 ③ 昨年の予想は当った?

昨年、日経MJは2006年ヒット商品のキーワードは『アシオト』と予想しました。

これは2006年は景気回復の足取りがシッカリとし、品質を重視する生活スタイルが注目を集める…という仮定からヒット商品作りには『 ア・シ・オト』をいかに上手く掘り越し、見え隠れする増税や医療費負担増をいかに払拭できるか?がポイントとなりそうと予想していました。

アーバンビレッジの『ア』は、村で暮らすように都会で暮らすのがトレンドになること、趣向の『シ』は、伝統とゆとりある生活を重視する本物志向が強まること、オトナの暮らしの『オト』は、高い可処分所得を上手に使う大人な消費群が生まれること…を意味していますが、さて、どうでしょうか?

基本的なラインはそんなに外してはいないように思いますが、今振り返ると、ちょっとピントが外れている気もします。やっぱり『予想』なんて、こんなものなのです。

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2006年12月 4日 (月)

2006年ヒット商品番付 ② 品質と価格のバランス

今年のヒット番付は、本格派を手軽な価格で体感できる商品やサービスが消費者の気持ちを捉えました。

その象徴的な存在が、東の横綱の『デシタル一眼レフ』です。本体価格が5万円台の新製品が誕生するなど価格の手軽さがあるのに加え、軽量化が進んだこと、使い勝手が向上したことなどが、人気爆発の決め手となりました。

やはり、強い商品・サービスを生み出すのに必要なことは、品質と価格のバランスなのです。(参考資料:2006121 日経MJ)

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2006年12月 3日 (日)

2006年ヒット商品番付 ①

横 綱 東 デシタル一眼レフ  西 ショッピングセンター

大 関 東 ICキップ  西 軽Car

関 脇 東 メタボリック対象商品  西 脳グッズ

小 結 東 ウェブ2.0  西 フルハイビジョン

前頭1 東 高校野球  西 引退

前頭2 東 プレミアムビール  西 プレミアムシート

前頭3 東 ハッザニア東京  西 アンチエイジング

前頭4 東 ジェットストリーム  西 ラブレ

前頭5 東 ワンゼグ  西 新型コンビニ

今年のヒット番付を一言で言うと“本格派を手軽に”でありました。

(参考資料:2006121 日経MJ)

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2006年12月 2日 (土)

勘違い?も戦略のうち

ベトナムの若い女性は、日本女性にとても憧れているそうです。しかも、日本の一般的な事柄や男性には全く興味はなく、ひたすら女性に良い印象を持っているのです。

これは一体なぜなのでしょうか?

彼女達は日本女性について、こう言います。「センスが良くてとても美しいから…」、「いつだって笑っていて可愛いから…」

…んっ?何か変な気がします。

そうなんです、彼女達の日本女性のイメージは、映画や芸能人もしくは化粧品の広告のそれで、日本という国自体が美しくてスタイリッシュで親しみやすい女性から成り立っていると思い込んでいるのです。

現実は…ですが、世界各国で日本ブランドが着実に人気を上げているのは、勘違いがプラスしている面もあるのかもしれませんね。

(参考資料:20061115 フジサンケイビジネスアイ 日本在住の企業家リチャード・ローマンのコラムより

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2006年12月 1日 (金)

電子マネー 牽引者は地方の高齢者

予想を上回る勢いで、電子マネーが伸びています。

この急激な伸びを後押ししているのは、東京の若者ではなく、意外や意外、地方の高齢者なのです。

エディの運営会社の『ビットフレット』によると、当初は、利用者は若者中心であろうと考えていたが、むしろ中高年の方から好評を得ているのが現実だそうです。

クレジットカードに抵抗のある高齢者でも、必要な分ごとに入金していく電子マネーであれば抵抗がないのが、その理由のようです。

このような現状を踏まえて、エディと会員カードを組み合わせて特定商品を割り引くなど販促にも利用しているスーパーも出てきました。電子マネーは、“高齢者対策”、“町興しの切り札”としても注目され始めているのです。

(参考資料:20061112 日本経済新聞)

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