シネコン 味で知恵比べ
相次ぐ競合店のオープンで、シネコンの競争が激化しています。そこで、売上の4割を稼ぎ出す売店において、飲食やサービスで独自性を打ち出し、集客数と利益の底上げを狙う試みが始まっています。勝ち残るポイントは、観客が食いつく商品をどれだけ開発できるか?という創造力です。
ユナイテッドシネマのピザ
ピザは手間がかかる、原価率が高いが旧態依然とした食べ物では女性客は取り込めないと判断し、ホットドックを廃止して、オリジナルのピザの導入に踏み切りました。豊洲では、10人に1人が買うというヒット商品(ホットドックの2~3倍の売れ行き)になっています。
ワーナーマイカルのソーダ
売店利用率の低い女性客をターゲットにするため、ソーダに様々な風味を加え、酸味と甘みのバランスの取れた『フレーバードリンク』を発売しました。あえて狭く深い市場を狙う戦略で従来取り逃していた市場を掘り起こしました。
(参考資料:2006年12月1日 日経産業新聞)
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