産業天気図(2007年1~3月)①
百貨店 曇り
個人消費は一進一退で、売上は天候次第。しかし、1月以降も暖冬傾向は続く見込みで急回復は難しそう
スーパー 曇り
主力の食品需要は底堅いが、利益率が高い衣料品は伸び悩み、日用品の低価格志向は強く、客単価の大幅な伸びは期待できない。不採算店舗の統廃合が続き、大手の店舗数はこの一年間で減少する見通し。加えて、地価上昇で出店余地も縮小傾向。
コンビニエンスストア 曇り
正月・節分、桃の節句など季節行事が多いが、売上増は見込み薄。しかし、決算期末の2月末時点での通期既存店売上高の目標は達成しそう。
品揃えの多様化による新たな顧客層開拓が鍵となる。このため、地域ごとに異なる品揃えをしたり、生鮮品販売や高齢者向けに老眼鏡や介護用品を取り扱う店舗を拡大することで、販売増を狙うとみられる。
(参考資料:2007年1月4日 日本経済新聞)
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