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2007年1月

2007年1月31日 (水)

なぜ ビュッフェ が多いの?

レストランでビュッフェ・スタイルが増えていますが、その一番大きな理由は人件費です。

普通のレストランでは、売上高の3割が人件費と言われますが、ビュッフェだと2割で済むのです。

反対に原価率は通常が3割なのに対して、ビュッフェだと4割となりますが、これをカバーするだけのメリットがビュッフェにはあります。それは従業員数が少なくて済むことです。従業員が少ないと人件費というコストが減るだけではなく、人手を抑えることができます。

つまり、ビュッフェは、人手不足時代の現代にマッチした業態なのです。

(参考資料:20071月日 日本経済新聞)

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2007年1月30日 (火)

黒髪が復活しそうな気配

日本女性がファッションとして髪を本格的に染め始めたのは1990年代半ばでした。1990年代後半にカリスマ美容師ブームが起き、髪型を変えると可愛くなることが明らかになり、その結果として日本女性は太く硬く重く見える髪のコンプレックスから開放されました。2001年には9割の女性が髪を染め、その染め方、色の種類は様々となりました。

しかし、2003年になると徐々にナチュラルなブラウンに落ち着き、2006年になると染めていないと思えるほどのダークな色調が増えてきました。この理由は、世界的にアジアの黒髪が評価されたこと、周囲と同じ髪型を敬遠する動きが出てきた、明るい色は飽きたこと、ロハスブームなどが考えられます。つまり、日本人女性は我に返ったのです。あれだけキライだった黒髪もツヤがあって素敵じゃないと思えるようになったのです。

とはいえ、だからといって今後、全くの黒髪に戻るわけではありません。黒髪を意識しながらも洗練され高度に成熟していくオシャレを楽しむようになっていくと予想されます。(参考資料:20061220 日経MJ)

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2007年1月29日 (月)

おサイフケータイが時代を変える?

電子マネー内蔵の『おサイフケータイ』を利用すれば、銀行に一週間一度も行かないで済むかもしれません。

それは、『おサイフケータイ』が、携帯の端末でいつでもどこでも入金できる“自分専用のATM”だからです。また、携帯の画面で見られる支払い履歴はちょっとした家計簿代わりとなります。

“ただ当然の金利”、“高い手数料”から開放される『おサイフケータイライフ』を体験すると、「さよなら!銀行」という気持ちにもなります。つまり、銀行に預金し、ATMで下して使うという銀行中心のお金の流れはケータイ生活には当てはまらないのです。

このように、銀行不要のライフスタイルが徐々に確立しつつあります。この変化をどう考えるかによって企業の戦略は大きく変ってくるはずです。

(参考資料:200716 日本経済新聞)

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2007年1月28日 (日)

ワンランク上を目指して

紳士服店『ロゼスト』(東京都港区)の新サービス「パーソナルスタイリング」が好評だそうです。

これは、「お客さんに合った着こなしを提案する」もので、担当の五十嵐かほるさんがお客さんの要望を聞き、個性に合った装いを提案し、販売担当者と一緒に店内で洋服を選ぶワンランク上のサービスです。

『ロゼスト』を利用するお客さんは1回の買い物に2030万円を費やしますので、自然と見立ては入念になります。1ヶ月5250円の会費がかかりますが、月内15人前後が利用しています。

(参考資料:2007120 日本経済新聞)

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2007年1月27日 (土)

居酒屋の現状と未来

ワタミ社長の渡邉美樹氏は、インタビューで「居酒屋マーケットは縮小傾向が続く」と語っていました。以下に、渡邉氏の話のポイントをまとめました。

飲酒運転の影響は23%、多いところでは34%あり、深夜の独り客は明らかに減った。しかし、それを補う新しい顧客層はそうはいない。これからの居酒屋は前年比2%減程度を前提に組み立てて行く必要がある。

客単価はアップしているが、これ以上に上げるつもりはない。なぜならば、さらに上の単価を目指すと別の業態になってしまう。

ワタミ居酒屋部門の最大の反省点は、店長の育成が間に合わなかったことだった。全面改装してもオープン景気は23ヶ月で元に戻るので、これからは人材を育てることこそが生き残るためために必要になってくる。(参考資料:2007115 日経MJ)

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2007年1月26日 (金)

高級フレンチに追い風?②

『ひらまつ』の平松宏之社長は、日経MJのインタタビューで、「フランス料理の好調ぶりは高級店だけなのか?」という質問に対して、「中・低価格帯でも本物の価値を提供する店は評価されるだろう」と答えています。

実際、『ひらまつ』も2007年は5,0007,000円から利用できる中価格帯店を積極的に出店していきます。平松氏は「高級店をよく利用する人も利用動機に応じて中級店に足が向くことがあると思うので、中価格帯ゾーンでもブランドを確立できれば消費の潜在性を取り込めるはずだろう」と語り、自信のほどをのぞかせていますが、別の言い方をすると、高級店の『ひらまつ』が敢えて中価格帯店展開に乗り出すのは、現在の消費が複雑であることの証左とも言えるのです。

(参考資料:2007110 日経MJ)

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2007年1月25日 (木)

高級フレンチに追い風?①

フランス料理店を運営する『ひらまつ』の平松宏之社長は、日経MJのインタビューで、現在の消費動向について、「非常な追い風を受けている」と語っていました。

それは、昨年末、広尾の『ひらまつ』の客単価が35,00040,000円となり、1年前より3,0004,000円のアップだったことからも分かります。

また、平松氏は、一晩で100万円近く使う富裕層も目に付くようなった現状については、バブルの再来でなく、似て非なるものと考えています。それは、現在は本物しか受け容れない時代であり、バブル期のように業界全体が潤っているわけではないからです。「2007年は、この傾向が顕著になり、シッカリとしたブランド価値を持ったところしか生き残れない」というのが平松氏の業界予想です。

(参考資料:2007110 日経MJ)

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2007年1月24日 (水)

富裕層の悩み

富裕層に共通する悩みは「お金はあるが多忙で、それを活かす時間がない」だそうです。

これをマーケッティングの視点から考えると、「時間が足りないという障害をどのようにして取り除くか」がポイントになってきます。

となると、キーワードは『コンシェルジェ』でしょうか?

(参考資料:PRESIDENT2007212日号)

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2007年1月23日 (火)

商店街サプライズ② 地域貢献活動をポイントに

世田谷区の烏山駅前通り商店街では、昨年の6月からICカードを使い、清掃、リサイクルなど地域貢献活動で得たポイントを買い物などに利用できるシステムをスタートさせました。地域貢献をポイント化してそれを地域通貨に換算するという全く新しい試みがどのような成果を挙げるか?注目を集めています。(参考資料:200711 日本経済新聞)

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2007年1月22日 (月)

商店街サプライズ① 御用の際は「街のコンシェルジュ」へ

地域振興は、人やお金の流れが地域の中で関係するのが成功するポイントになります。商店街がその仲介役を担うことができれば、地元の小さな商店街であっても繁栄がもたらされるのです。

品川区中延商店街では、2004年秋より「街のコンシェルジュ」をスタートしました。これは、商店街周辺に住む高齢者の身の回りの世話をボランティアが有償で引き受ける制度です。一日だけ家の掃除をして欲しい、買い物を手伝って欲しい、電球を交換して欲しい…といった高齢者ならではの要望を登録したボランティアが1時間800円で対応します。(参考資料:200711 日本経済新聞)

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2007年1月21日 (日)

スーツが売れる気温

気象業界では、「スーツは平均気温12度以下で売れる」と言われます。

メーカーに聞いてみると、「確かに11月中旬から売れ始めるので、本当かもしれない」という答が返ってきました。…ということは、今、スーツは売り時であり、そして買い時なのですね?

(参考資料:2007113 日刊ゲンダイ 野村絵里奈コラム)

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2007年1月20日 (土)

欧米小売業 堅調さを維持

2007年の欧米の小売業は、国内・域内の底堅い個人消費に支えられ、順調に推移しそうです。

とはいえ、欧州の小売各社が中国やインドなど新興市場にも積極的に展開を目指しているのに対して、米国では業界代表のウォルマートやGAPが苦戦するものと見られ、波乱含みの可能性も残しています。

(参考資料:2007112 日経MJ)

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2007年1月19日 (金)

コンビニで刺身?

『 ローソンストア100 』 の一部店舗(東京と神奈川の27店)は、刺身の販売を始めました。キダムマグロとイカ、サーモンの盛り合わせ(346円)など8品目を、24度に設定した冷蔵庫コーナーで干し物や切り身とともに販売します。(参考資料:2007119日日本経済新聞)

さて、“コンビニで刺身”というのは、ミスマッチのような感もありますが、消費者はどのように受け止めてくれるのでしょうか?…楽しみでもあります

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2007年1月18日 (木)

3つ星でも倒産

フランスのオーセール商業裁判所は1月8日に3つ星レストラン「エスペランス」に倒産を宣告したそうです。

同店を経営するSDER社は昨年6月に更生法の適用を受け、12月中旬に再建計画を裁判所に提示したが、認められませんでした。今後は、裁判所が認めた3カ月間の営業期間内に支援者を見つけるか、清算するかを最終判断することになります。

「エスペランス」は近くに聖マドレーヌ寺院など多くの観光スポットがあり、地の利に恵まれていましたが、SDER社の総合的なレジャー企業計画が裏目に出て破綻してしまいました。

この辺は日本のリゾート開発会社と同じ構図ですね。

(参考資料:2007110 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年1月17日 (水)

たまご広告

卵の殻の表面に企業や自治体のメッセージを印刷したシール(直径518ミリ)を貼る「たまご広告」が注目を集めています。

この試み、広告主にとってはターゲット(主婦やOL)がピンポイントで狙え、地域も選択できるというメリットがあり、消費者にとってもモノを買う楽しみが加わるメリットがあると言われています。また、ネット広告が増加するなかで、実際に手を取って見れる広告媒体が見直されているという追い風?もあるようです。

全ての卵に広告がつくと、114億円の市場規模になると言われているそうですが、果たしてどうなんでしょうか? 私は、この「たまご広告」…定着は厳しいと思っています。

(参考資料:2007116 スポーツニッポン)

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2007年1月16日 (火)

複合カフェの転換点

複合カフェ各社の戦略の違いが明確になってきています。そのキーワードは「顧客の裾野の拡大」で、現在の2030代男性を主たる顧客層を、美容、健康、設備をポイントにして、女性や中高年を取り込んで幅広いものにしようとしています。

『アプレシオ』の運営するJR目黒駅前のカフェは、女性会員の比率が5割を超しています。

『ヴァリック』は郊外を主戦場とし、女性や中高年の定期的な利用を狙いっています。現在の来店比率は女性が36%とマズマズで、本業のカラオケで培った食事も売り物の一つになっています。

これに対して、『ランシステム』の主要顧客は若い男性で、ビリヤードやダーツを取り入れています。

複合カフェの2005年の市場規模は2000億円で、店舗数は3000店でした。2015年には、売上4000億と言われますが、他社の新規参入で勢力図が塗り変る可能性もある業態として完成していない市場です。このため、各社は、それぞれ試行錯誤を重ねて、収益力の拡大を目指しているのですが、パソコンの高機能化、店舗の大型化で初期投資は上昇傾向にあり、なかなか厳しい状況にあります。

(参考資料:200715 日経産業新聞)

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2007年1月15日 (月)

ブログで温泉好きを集客する

温泉コンサルティング会社の『スパライズ』(神奈川県・鎌倉)が運営する“温泉や”は、温泉好きの女性客を上手く取り込むことで、売上を伸ばしている店です。

その秘密は、50150種類も揃った入浴剤(売れ筋は温泉成分をほぼ再現した商品)とブログでの温泉情報です。

中澤克之社長の手によるブログは、岩盤浴施設のシャワー問題といった際どい内容もありますが、ガイドブックでは得られない温泉旅館・施設の生情報が満載…ということで、人気を集めています。このブログで温泉に対する関心を高め、購買に結びつける戦略が功を奏しているのです。

(参考資料:20061227 日経MJ)

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2007年1月14日 (日)

ローソンの正念場

ローソンの新浪剛史社長は、「個店での客層を換えて、飽和感を脱却する必要がある。そのためには、既存店の56割をローソンプラスに代えていく必要がある」と考えており、来期は出店を減らす意向のようです。

新浪社長には、コンビニ業界の野党の旗手という評価がありますが、自信を持って出店した『生鮮コンビニ』が既存店の平均日販(48万円)よりも低く、粗利益率も低い…というように、結果がついてきていないのが現実です。ローソンプラスの売上をいかに維持し続けられるか?で、リーダーとしての評価が問われることになりそうです。

(参考資料:2007110 日経MJ)

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2007年1月13日 (土)

プレミアム・コンビニ

ローソンは、高級コンビニを36日にJR名古屋駅前のミッドランドスクエア内にオープンさせます。店舗名は「ミットランドステーション・バイ・ローソン」、内装・サービスでワンランク上のコンビニとなる予定です。

ナチュラルローソンの商品を中心としますが、輸入食材・雑貨、ロハス商品を充実させてプラスαを狙います。

(参考資料:20061229 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年1月12日 (金)

ブランド店舗はなぜ増える

東京で高級ブランド店が増えています。その理由は地価下落とも、土地の証券化とも言われていますが、違った見方もあります。

それはアジアからの買い物客です。ウォンが円に対して上昇したこと、日本でデフレが続いたひとで、韓国の人たちには日本のモノやサービスに対する割安感が出てきました。また、中国からは富裕層が団体旅行で訪れ、高級品を買っていくのです。もちろん、アジア各地でもブランド店はあるのですが、市場が分厚い日本の店舗の品揃えは際立っているので、アジア各地からの来店客が増え続けているわけです。

こうしたことで、高級ブランドはアジア地域の旗艦店として日本を改めて評価し、日本はアジアのブランドショップの一大拠点となったのです。そう考えると、次々と新しい店ができるのは当然のことなのかもしれません。

(参考資料:20061231 日本経済新聞)

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2007年1月11日 (木)

厳しさを増す書店経営

日販・トーハン・日書連の調査によると、書店経営は市場規模が縮小するなか、4割の店の営業キャッシュフロー(CF)が悪化しています。

特に住宅地や商店街にある小型店が苦戦しており、郊外立地やAVソフトとの複合店の検討ぶりとは対照的です。

これは、売上高営業利益率を比べるとよく分かります。本専門店の営業利益率が1.9%なのに対して、AVレンタル複合店が5.4%、CD販売複合店が4.7%となっています。つまり、収益向上のためには、粗利益が22%と決っている新刊書籍ではなく、粗利益率の高い他の商材をいかに上手く組み合わせるか?がポイントになってくるのです。

(参考資料:2006102 日経MJ)

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2007年1月10日 (水)

岩盤浴の次は酵素風呂?

酵素風呂は、岩盤浴に代わる毒出し温浴法として、健康志向の人の間で再びブームになりつつあると言われています。人気の秘密は、酵素と米ぬかを混ぜ合わせた自然発酵による熱で体を温める温浴法である酵素風呂は、岩盤浴以上に体内改善に役立つからだそうです。

とはいえ、こう次から次へと新しい健康法が出てくると、“本当に効果的なのか?”が分からないうちに、寿命が尽きてしまうような気がしてなりません。

(参考資料:20061227 日刊ゲンダイ)

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2007年1月 9日 (火)

気温とガスの関係

ガスの使用量は、気温と水温に大きく左右されます。東京ガスの広報担当者によると、“今年の冬は暖かいので、家庭用ガスが伸び悩んでいる”そうです。

具体的には、冬場、気温が前年に比べて1度上昇すれば、ガス販売量は約2.4%と減ってしまうと言われています。当然のように、気温が高くなる夏は、風呂や台所の給油が減り、ガス需要は落ち込みます。(参考資料:200716 日刊ゲンダイ 野村絵里果コラムより)

ガス会社の収益面だけを考えると、気温と水温が低いにこしたことはない…のでしょうね。

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2007年1月 8日 (月)

アンダーグランドレストラン

高級レストラン市場には飽和感に漂っているアメリカでは、『アンダーグランドレストラン』が人気を集めています。

看板なし、電話番号も非公開、レストラン批評もお断り…という『アンダーグランドレストラン』は、口コミと紹介だけで顧客を取ります。食通を気取る向きには宝探しのスリル感が味わえる点が人気の一つのようです。

(参考資料:200711 日経MJ)

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2007年1月 7日 (日)

産業天気図(2007年1~3月)④

電子部品・半導体 薄日

厳しいテレビ価格の下落を映し、薄型パネルの値下がりがキツイ。

ウィンドウズビスタ搭載パソコンの必要量が増えることもあり、DRAMは高値圏続く。ただし、2月の旧正月商戦次第で失速リスクも。

自動車 薄日

好調の軽自動車を除き、国内販売は低迷続く。

一方、欧米中など海外での日本車販売は伸び、国内外ともに生産はフル稼動。

素材価格高止まりが収益圧迫要因だが、円安効果が利益押し上げ

精密機械 晴れ

デジカメは年末商戦活況。カラー複写機も好調。

通信 晴れ

番号継続性や入学・入社シーズンで携帯は需要増(3月は最大の需要期)。

固定電話も光ファイバー回線サービスの需要が好調に推移する。

(参考資料:200714 日本経済新聞) 

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2007年1月 6日 (土)

産業天気図(2007年1~3月)③

建設 曇り

公共工事は市場縮小に加え、各社による低価格入札が続き、採算悪化。

民間分野は半導体や自動車関連の工場受注を強化。マンションや商業施設等の受注にも力を入れるが、競争激化が民間分野にも波及し、業績に影響

マンション・住宅 晴れ

マンションは従来より2割ほど高い『新価格』へと本格移行。分譲会社が売り急がずに供給が減る一方、団塊ジュニア世代が住宅取得期を迎え、需要は堅調。千葉県などで販売在庫が増えるが、販売好調が続く見通し。

戸建ては分譲が用地獲得で苦戦するが、注文住宅は持ち直す見通し。

家電 晴れ

薄型テレビ市場で価格下落がさらに進む。40型の大画面だけでなく、20型前後を二台目として購入する消費者が増加。

白物は多機能の洗濯乾燥機など高額商品が人気化。転勤、転居や新入学の季節を迎え、幅広い価格で需要拡大を見込む

(参考資料:200714 日本経済新聞)

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2007年1月 5日 (金)

産業天気図(2007年1~3月)②

外食 曇り

少子高齢化による構造的な需要減に加え、飲酒運転問題が影を落とし、足踏み状態。吉野家のように一部に好調なチェーンもあるが、居酒屋やファミレスなどは好材料が少ない。洋風ファーストフードもマックと他のチェーンとの明暗が分かれ、マダラ模様。

旅行・ホテル 薄日

景気回復で年末年始の海外旅行需要は拡大し、20071月以降も好調に推移しそう。

国内旅行も首都圏近郊の温泉や北海道、沖縄などが人気を集め、底堅い需要が続く。

アミューズメント 晴れ

次世代ゲーム機の生産が本格化。携帯機も好調。

(参考資料:200714 日本経済新聞)

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2007年1月 4日 (木)

産業天気図(2007年1~3月)①

百貨店 曇り

個人消費は一進一退で、売上は天候次第。しかし、1月以降も暖冬傾向は続く見込みで急回復は難しそう

スーパー 曇り

主力の食品需要は底堅いが、利益率が高い衣料品は伸び悩み、日用品の低価格志向は強く、客単価の大幅な伸びは期待できない。不採算店舗の統廃合が続き、大手の店舗数はこの一年間で減少する見通し。加えて、地価上昇で出店余地も縮小傾向。

コンビニエンスストア 曇り

正月・節分、桃の節句など季節行事が多いが、売上増は見込み薄。しかし、決算期末の2月末時点での通期既存店売上高の目標は達成しそう。

品揃えの多様化による新たな顧客層開拓が鍵となる。このため、地域ごとに異なる品揃えをしたり、生鮮品販売や高齢者向けに老眼鏡や介護用品を取り扱う店舗を拡大することで、販売増を狙うとみられる。

(参考資料:200714 日本経済新聞)

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2007年1月 3日 (水)

2006年世界のヒット商品 ②

ドイツ

①W杯関連商品 

②W杯映画 

③犯罪ドラマの長寿番組 

④増税駆け込み需要 

※20071月から付加価値税が3%上がって、19%となるため。駆け込み需要でクルマやテレビの売上が伸びた

⑤閉店法の規制緩和

※平日の24時間営業も可能になる『閉店法』の緩和が、個人消費拡大に寄与するかが今年の注目点。

(参考資料:200711 日経MJ)

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2007年1月 2日 (火)

2006年世界のヒット商品 ①

アメリカ

①SNS 

②エタノール入りガソリン 

③エアボーン(風邪防止のサプリメント) 

④セレブ系衣料品 

⑤アンダーグランドレストラン

イタリア

①イタリア代表チーム関連グッズ 

②最後の晩餐 

③フィアット『グランデ・プント』 

④英語教育のある私立幼稚園 ⑤トリノ冬季五輪

1020人ほどの児童を受け容れる私立幼稚園では英語教育が行なわれており、教育ママの人気を集めています。

ブラジル

①液晶・プラズマテレビ 

②高級コーヒー 

③胃の切除手術 

※肥満や生活習慣病の究極の解決策として、胃の一部を切除する手術がひそかに人気を集め、昨年は2万件の手術が行なわれました。ちなみにお値段は約80万円。

④アイドルグループ『RBD』

(参考資料:200711 日経MJ)

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2007年1月 1日 (月)

電子マネーの可能性と不安

年末に、『ヨドバシカメラ』に行くと、エディ、スイカ、iD、クイックペイの電子マネーの読み取り端末(4台)が置いてありました。これを見て、“電子マネー時代の本格的な到来”を感じました。

この電子マネーの共通端末は1月に登場します。価格は10万円以下と手頃になったこともあり、サービス競争の土壌は整ったか?と思われますが、様々な事情から、利用者が望む四規格共通端末の普及は進まない可能性もあります。

電子マネー事業者側の事情としては、JRが駅構内への他規格導入に消極的なのが不安材料です。

また、加盟店側の事情としては、“店舗POSと共通端末の接続性の問題”“決済手段の選択を利用者に確認する必要がある”といった高いハードルが立ちはだかるのです。(参考資料:20061117 日経MJ)

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