« 厳しさを増す書店経営 | トップページ | プレミアム・コンビニ »

2007年1月12日 (金)

ブランド店舗はなぜ増える

東京で高級ブランド店が増えています。その理由は地価下落とも、土地の証券化とも言われていますが、違った見方もあります。

それはアジアからの買い物客です。ウォンが円に対して上昇したこと、日本でデフレが続いたひとで、韓国の人たちには日本のモノやサービスに対する割安感が出てきました。また、中国からは富裕層が団体旅行で訪れ、高級品を買っていくのです。もちろん、アジア各地でもブランド店はあるのですが、市場が分厚い日本の店舗の品揃えは際立っているので、アジア各地からの来店客が増え続けているわけです。

こうしたことで、高級ブランドはアジア地域の旗艦店として日本を改めて評価し、日本はアジアのブランドショップの一大拠点となったのです。そう考えると、次々と新しい店ができるのは当然のことなのかもしれません。

(参考資料:20061231 日本経済新聞)

|

« 厳しさを増す書店経営 | トップページ | プレミアム・コンビニ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ブランド店舗はなぜ増える:

« 厳しさを増す書店経営 | トップページ | プレミアム・コンビニ »