ブランド店舗はなぜ増える
東京で高級ブランド店が増えています。その理由は地価下落とも、土地の証券化とも言われていますが、違った見方もあります。
それはアジアからの買い物客です。ウォンが円に対して上昇したこと、日本でデフレが続いたひとで、韓国の人たちには日本のモノやサービスに対する割安感が出てきました。また、中国からは富裕層が団体旅行で訪れ、高級品を買っていくのです。もちろん、アジア各地でもブランド店はあるのですが、市場が分厚い日本の店舗の品揃えは際立っているので、アジア各地からの来店客が増え続けているわけです。
こうしたことで、高級ブランドはアジア地域の旗艦店として日本を改めて評価し、日本はアジアのブランドショップの一大拠点となったのです。そう考えると、次々と新しい店ができるのは当然のことなのかもしれません。
(参考資料:2006年12月31日 日本経済新聞)
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