厳しさを増す書店経営
日販・トーハン・日書連の調査によると、書店経営は市場規模が縮小するなか、4割の店の営業キャッシュフロー(CF)が悪化しています。
特に住宅地や商店街にある小型店が苦戦しており、郊外立地やAVソフトとの複合店の検討ぶりとは対照的です。
これは、売上高営業利益率を比べるとよく分かります。本専門店の営業利益率が1.9%なのに対して、AVレンタル複合店が5.4%、CD販売複合店が4.7%となっています。つまり、収益向上のためには、粗利益が22%と決っている新刊書籍ではなく、粗利益率の高い他の商材をいかに上手く組み合わせるか?がポイントになってくるのです。
(参考資料:2006年10月2日 日経MJ)
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