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2007年1月16日 (火)

複合カフェの転換点

複合カフェ各社の戦略の違いが明確になってきています。そのキーワードは「顧客の裾野の拡大」で、現在の2030代男性を主たる顧客層を、美容、健康、設備をポイントにして、女性や中高年を取り込んで幅広いものにしようとしています。

『アプレシオ』の運営するJR目黒駅前のカフェは、女性会員の比率が5割を超しています。

『ヴァリック』は郊外を主戦場とし、女性や中高年の定期的な利用を狙いっています。現在の来店比率は女性が36%とマズマズで、本業のカラオケで培った食事も売り物の一つになっています。

これに対して、『ランシステム』の主要顧客は若い男性で、ビリヤードやダーツを取り入れています。

複合カフェの2005年の市場規模は2000億円で、店舗数は3000店でした。2015年には、売上4000億と言われますが、他社の新規参入で勢力図が塗り変る可能性もある業態として完成していない市場です。このため、各社は、それぞれ試行錯誤を重ねて、収益力の拡大を目指しているのですが、パソコンの高機能化、店舗の大型化で初期投資は上昇傾向にあり、なかなか厳しい状況にあります。

(参考資料:200715 日経産業新聞)

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