マック 収益薄日
日本マクドナルドホールディングスの2006年12月連結決算は、2期ぶりの増益(経常利益57億800万円)となりました。売上は前期比9%増の3556億円、客数は前期比2.1%増、客単価は前期比3.3%増でした。
期中に既存商品の6割を値上げしたもの、100円マックの継続・拡充と新製品の投入などで客離れを回復したことが功を奏しました。ただ利益水準は低く、利益率の改善が今後の課題となると思われます。
ちなみに収益構造を100円マックで示すと、材料費が29.9、労務費27.8、家賃等その他原価10.7、販管費10.7、営業利益2.1でした。
次期については、客単価の上昇を見込まずに、客数増のみで既存店売上を2~6%増やすことを目標としていますが、なかなか厳しい感じがします。
(参考資料:2007年2月9日 日本経済新聞)
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