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2007年5月

2007年5月31日 (木)

図書館ビジネス拠点へ ②

図書館というと、利用者は学生と主婦というイメージが強いのですが、ここ最近でガラッと変わりました。男性、それもシニアやミドルの層の利用が増えているのです。

これは、起業を考えている団塊世代などがビジネス情報を求めて図書館に足を運ぶようになったことを意味しています。

図書館をビジネス情報拠点としている国は、アメリカです。ビジネス支援団体が各地の図書館と連携し、990箇所で無料相談会を開き、起業支援に大きな成果を挙げています。

(参考資料:20061223 日本経済新聞)

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2007年5月30日 (水)

図書館ビジネス拠点へ ①

都内で公立図書館を「ビジネス支援拠点」とする動きが目立っています。

三鷹市や新宿区が起業相談会を始めた他、立川市や品川区はものづくりなどビジネス関連情報の提供に力を入れています。

要するに、各自治体とも、図書館をサラリーマンや経営者への情報提供センターに育てようと躍起になっているのです。

(参考資料:20061223 日本経済新聞)

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2007年5月29日 (火)

団塊 キーワードはSOHO ②

団塊世代攻略のキーワードはSOHOと言われています。

H Handcraft

習い事、カルチャースクールをやって見たいと答えた男性が11.3%いましたが、ネックは金額とプライドです。

1講座20003000円で数ヶ月分の23万円を前納することに抵抗がある、ベテラン女性の多いところで一から教わることに抵抗がある…といった団塊男性の警戒心をいかにして解くかがポイントです。

O Outdoor

オフィス街を忘れ、自然のなかに自分の活動場所を見出そうとする人が増えています。

団塊世代の25.8%が、今後続けたい、これから始めたいと回答しています。

許容される出費は月1.7万円というのが最も多かったようです。

(参考資料:2006128 日経MJ)

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2007年5月28日 (月)

団塊 キーワードはSOHO ①

団塊世代をターゲットとした販売戦略、キーワードはSOHOと言われています。

S Sports

団塊世代は健康維持に向けた意欲が高く、20%がスポーツを今後続けたい、始めたいと考えています。また、5%が月に3万円の出費しても良いと答えているのも注目です。

O Organic

家庭菜園と農作業に注目が集まっています。

板橋区の区民農園では、ここ23年で定年前の利用者が増えたそうです。

団塊世代の15.8%が月の出費、1.2万円ならばOKと回答しています。

(参考資料:2006128 日経MJ)

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2007年5月27日 (日)

弁護士専用の貸しオフィス

東京・麹町に57日、弁護士専用の貸しオフィス Theoc テオ がオープンしました。

広さは5.325.3㎡で賃料は2282万円。会議室や図書スペースも無料で利用できます。

もし、麹町に15坪の事務所を借りて、秘書を一人雇うとなると、初期投資に120万円、月々に90万円かかりますので、とても割安な料金設定と言えます。

運営会社のコクヨビジネスサービスによると、これは10月に法科大学院を出て司法修習を終了した弁護士が大量に誕生することを見据えたサービスなのだそうです。

(参考資料:200756 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年5月26日 (土)

需要伸びる 貸会議室

採用活動や研修に力を入れている企業の利用が増えているため、貸し会議室の需要が伸びているそうです。

全国で150箇所を展開するティーケーピー(河野貴輝社長)では、日中稼働率が8割を超える東京都心の物件があるそうです。

ティケーピーの戦略は、賃貸物件を使うことで、安い価格提供することです。具体的には、1時間の価格を1人あたり200300円と設定し、喫茶店で1300400円のコーヒー代を払って自分の場所を確保することと比べた割安感を醸し出しているのです。

もし100人規模の集会等なら2万円となるわけですが、これは確かに安いですよね。

(参考資料:2007515 日本経済新聞)

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2007年5月25日 (金)

やっぱりセットメニューも欲しい

イタリア料理店やフランス料理店で、セットメニューがないお店がたまにあります。全てアラカルトであるため、どうしても割高になってしまいます。何回か利用している店ならばまだしも、初めてのお店だと戸惑ってしまいます。

利用する立場としては一つでもいいからディナーのセットメニューがあって欲しいですね。

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2007年5月24日 (木)

脱ファミレスへの道 ④

デニーズの新型店舗『プレディ』では、脱ファミレス路線を目指し、結果として従来のデニーズより1~2割高の客単価1400円台(夕食時間帯)を維持しています。

店としても、選ぶ楽しみをお客さんに味わって貰っているという手応えがあるそうです。

これが新しいファミレス像になるかどうか?…もう少し検証してみる必要があるでしょう。

(参考資料:2007326 日経MJ)

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2007年5月23日 (水)

脱ファミレスへの道 ③

デニーズの新型店舗『プレディ』では、画一的な接客マニュアルも廃止しました。

社員教育の場では、どんなサービスを受けたいかを考えさせる研修を行い。メニュー提案力を高めさせました。

また、裏メニューも用意し、ソッとオススメするようにしています。この意外性も今までのファミレスにはなかったサービスです。

(参考資料:2007326 日経MJ)

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2007年5月22日 (火)

脱ファミレスへの道 ②

デニーズの新型店舗『プレディ』では、本格的な味を目指しつつも、既存の食材や仕入れネットワークを活用することで、価格を抑えることに成功しました。

また、低価格メニューや少量メニューも充実させるとともに高価格メニューも取り揃えました。その結果、150円のポタージュから1380円のファグラと厚切れ牛ヒレのロッシーニ風まで幅広いメニューを実現し、“美味しいものを少しずつ食べたい”という要望に応えたのでした。

(参考資料:2007326 日経MJ)

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2007年5月21日 (月)

脱ファミレスへの道 ①

デニーズは、客単価が高く、全体収益を左右する夕食時間帯(17時~21時)のテコ入れを目指して、昨年末、新型店舗(プレディ)を横浜市に出店しました。この店の特徴はメニューの全てを60種類の単品で構成していることです。

このセットメニューの廃止と内装・サービスの充実により従来のファミレスのイメージを覆すことに成功し、現在のところ順調な業績をあげています。

(参考資料:2007326 日経MJ)

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2007年5月20日 (日)

根強い人気の平屋建て住宅 ③

さて、住宅メーカーは「平屋建て住宅」を今後、どのような商品にしたいのでしょうか?

たぶん、空間の有効な活用とコスト削減の両立という難しいテーマをどう解決していくか?について知恵を絞り、理想的なモデルを確立していくと思われます。

(参考資料:200744 日経産業新聞)

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2007年5月19日 (土)

根強い人気の平屋建て住宅 ②

根強い人気の「平屋建て住宅」ですが、デメリットもあります。

それは、坪単価では割高であること、一定の敷地面積が必要であることです。

このため、専用住宅のうち、平屋建て住宅はまだ5.7%に過ぎないのです。

(参考資料:200744 日経産業新聞)

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2007年5月18日 (金)

根強い人気の平屋建て住宅 ①

住宅メーカー各社は、中高年齢層に根強い人気の「平屋建て住宅」に力を入れています。

人気の秘密は、上がり下がりが不要なこと、階段等が要らないため、効率的な間取りを取ることが可能であること、地震等の自然災害にも強いこと、補修も比較的しやすいことなどが挙げられます。

(参考資料:200744 日経産業新聞)

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2007年5月17日 (木)

セカンドライフ

「セカンドライフ」とは、ネット上の仮想世界で自らの分身が生活するサービスです。

仮想通貨「リンデントル」による貨幣経済も確立し、現実の通貨との換金も可能です。

スウェーデン政府がバーチャル大使館を設置したことが話題になっているこのセカンドライフ、日本語版がまもなく登場すると言われており、新たなブームが予感されます。

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2007年5月16日 (水)

異端を生かす ③

企業内における異端の活用における問題点は、“組織人”とダイエーの中内氏やヤマト運輸の小倉氏のような“偉大なる異端人”との間の断絶が大き過ぎることです。(スケールが大き過ぎて、単なるホラ話にしか聞こえない…)

また、受け皿となるはずの新興企業は…というと、粉飾等で信頼を勝ち取れない状態です。

こう考えると、企業が異端児を使いこなすのは相当に難しいのかもしれませんね。

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2007年5月15日 (火)

異端を生かす ②

サンスター文具で『シュレッダーはさみ』を開発した高畑正幸氏や、孫悟空が乗る車を考えるトヨタのスカンクプロジェクトなどは、まさに異端児と言えましょう。

独創性に富むが協調性には欠けるが、時には際立った業績を上げる…どんな組織にもそんな異端児はいるのです。ただ、その異端児を組織内で波風を立てずに活かせるか?が非常に難しいわけです。これはある意味、組織にある程度の遊びを持たせるということになるわけで、日本企業が最も苦手とすることかもしれませんね。

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2007年5月14日 (月)

異端を生かす ①

「異端を異物と思わない社会こそが、柔軟な産業構造による成長を可能にする」という意見があります。

しかし、規律を重んじる日本企業は異端児を使いこなすのに苦労してきました。しかし、異端の層が厚くなればなるほど新陳代謝が進み、企業の付加価値力は強くなるのです。

(参考資料:2007412日日本経済新聞)

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2007年5月13日 (日)

賞味期限

スーパーである調味料を手に取り、裏を見ました。そこには賞味期限が書いてありましたが、07.10.31ではなく、20071031日と表記されていました。

「これ、見やすい!」と思わず感心しました。

細かいことかもしれませんが、これが消費者の目線に立って改善を続けることだと思います。

でも、これでコストがグンと上がるならばダメですけどね。

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2007年5月12日 (土)

サーキット・トレーニング

サーキットトレーニングは、商店街といった女性の生活圏にあり気軽に行けるため、人気を博しています。

カーブスジャパンの坂本真樹社長は、このサーキットトレーニングの強みとして、投資コストを抑えられることを挙げています。従来のスポーツクラブは1店舗あたり1億円の投資が必要でしたが、サーキットトレーニングであれば2000万円強で済むのです。

これだけ投資額に差があると、全く別のビジネスモデルと言っても構わないのかもしれませんね。

(参考資料:2007427 日経産業新聞)

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2007年5月11日 (金)

強みは低コスト

サーキットトレーニングは、商店街といった女性の生活圏にあり気軽に行けるため、人気を博しています。

カーブスジャパンの坂本真樹社長は、このサーキットトレーニングの強みとして、投資コストを抑えられることを挙げています。

従来のスポーツクラブは1店舗あたり1億円の投資が必要でしたが、サーキットトレーニングであれば2000万円強で済むのです。

(参考資料:2007427 日経産業新聞)

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2007年5月10日 (木)

外食 回復の兆し ②

回復しつつある外食の既存店売上高ですが、ファミリーレストランと居酒屋だけは構造的な問題を抱えているため、低迷しています。

ファミレスは少子化による家族客減少により、前年同月より2.4%減少しており、居酒屋も飲酒運転の取締りによる郊外店の苦戦により、3.9%の減少となっています。

(参考資料:2007415 日本経済新聞)

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2007年5月 9日 (水)

外食 回復の兆し ①

日本フードサービス協会によると、3月の外食の既存店売上高は、ファーストフードの牽引により、前年同月比2.0%のアップ(3ヶ月連続増加)となりました。くわえて、客数も3.7%アップと高い伸びを示しています。

外食の回復は、消費の裾野の広がりを受けた結果とも言えるので、雇用の受給にも良い影響を与えそうです。

(参考資料:2007415 日本経済新聞)

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2007年5月 8日 (火)

都心のオフィス賃料事情

日本経済新聞社の調べによると、景気回復傾向を背景に、都心では既存ビルのオフィス賃料が上昇しています。

また意外なことに、丸の内、六本木などの大型再開発ビルが完成した地域では、周辺ビルの賃料が上がる傾向がみられるそうです。

丸の内・大手町(単位:千円)

 新築ビル賃料 昨年4560 今年5560

 既存ビル賃料 昨年1845 今年1870

六本木・青山(単位:千円)

 既存ビル賃料 昨年942 今年656

(参考資料:200754 日本経済新聞)

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2007年5月 7日 (月)

目標は“現代の御用聞き”

大手卸の伊藤忠食品はスーパーのネット通販を支援しています。

仕組みはこうです。

①会員となったお客さんが買い物をしたいスーパーのサイト経由で商品を注文します。②伊藤忠食品の子会社『グレースコーポレーション』に注文情報が入ります。③スタッフがお客さんの代わりに店に出向いて買い物をします。④お客さんの自宅に代金引換で商品を届けます。

小売店としては、少ないコスト(月15万円のシステム利用料+1600円の手数料)と労力でネット通販ができるというメリットがあります。伊藤忠食品としては、このネット通販を現代版御用聞きに育てることを目標としています。(参考資料:2007423 日経MJ)

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2007年5月 6日 (日)

台風の目?

425日に英テスコが手がけた小型スーパー『テスコエクスプレス』の1号店が練馬区東大泉にオープンしました。

店舗面積が100坪ほどあるため、3035坪のコンビニとはバッティングしないというのが関係者の見方ですが、テスコはイギリスで買収を続けて成長してきた会社なので、日本でも同じような戦略を取らないとは言い切れません。そして、もしそうなった場合は、コンビニ大再編の引き金となることは間違いないでしょう。

買収先としては、地域密着型(スリーエフ等)が有力と言われていますが、大手チェーン(ローソン、ファミリーマート等)に触手を伸ばす可能性もあるかもしれません。

(参考資料:2007427 日刊ゲンダイ)

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2007年5月 5日 (土)

パンに合う夕食 ③

日本人のパンに対する認識は、間食の延長線上にあります。そのため、人気が集まるのは菓子パンやデニッシュですが、シンプルなパンと比べ原価率が高く、競争が厳しくなっています。そのため、パンは利益が出にくいビジネスになっています。

日本人のパン消費量は横ばいであることを考えると、打開策は「シンプルな食事パンの売上を伸ばすこと」になります。この市場拡大を実現するには、パンが家庭での主食の座を目指す必要が出てきます。こうなると、単店だけではなく、パン業界全体の協力が不可欠になってくるのですが…

さて、夕食の食卓にフランスパンが並ぶ日は来るのでしょうか?

ただ、私としては、夕食はご飯が食べたいので、あまり成功して欲しくないのですが…

(参考資料:2007430 日経MJ)

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2007年5月 4日 (金)

パンに合う夕食 ②

パリで一日4000本のフランスパンを売る『メゾンカイザー』は日本での開業当初は苦戦の連続でした。そこで気が付いたのは、「パンが売れないのは食べ方を知らないのではないか?」ということでした。

事実、売場でお客さんに話を聞くと、家庭での夕食の献立は当たり前ですが圧倒的に和食が多く、パンを食べる家庭は殆どありませんでした。しかし、和食でも、一工夫を加えるだけでパン合った料理に変わります。パン売場でこういったレシピをお客さんに教えることで、お客さんの意識を変えていき、今では一店舗で一日平均200本程度のフランスパンが売れるようになりました。

(参考資料:2007430 日経MJ)

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2007年5月 3日 (木)

パンに合う夕食 ①

ベーカリーショップ『メゾンカイザー』は、夕食に合うパンを味わえるレストラン『メゾンカイザー池袋店』を昨年12月に開きました。ローストビーフなどアラカルトの他、コース料理も用意、ワインなど酒類も揃え、平日は午後11時まで営業しています(客単価は酒なしで3000~4000円)

このレストラン展開の狙いの一つは、朝食に偏った日本人のパン文化の転換です。そのため、注文された食事を出すだけでなく、家庭の夕食でパンが身近になるレシピを来店客に提案することも行われています。例えば、「刺身にオリーブオイルほかけるとパンに合う」「カルパッチョにはこのパンがお勧めです」…といった会話が店員とお客さんとの間で交わされているのです。

家庭の夕食でもパンを食べてもらえれば、頭打ちのパン消費も伸びるはず…というこの戦略、果たして実を結ぶのでしょうか?

(参考資料:2007430 日経MJ)

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2007年5月 2日 (水)

クルマは本当に売れないのか? ③

群馬日産の天野洋一社長は販売台数が伸びていない現状について「確実に市場縮小が進んでいる。ただ、その要因は一口では説明できないのが現場の実感」と分析しています。

そして、今後については「厳しい環境のなかで、みんなが“何かをしなければならない”ということは感じており、メーカー主以外の独自の経営改革も進むだろう」と語りました。

これが、脱メーカー的な方向に向かうのか?、それともグループ内の現場への権限委譲に進むのか?は分かりません。しかし、メーカーの方針に沿っているだけの “寄らば大樹の陰”経営は通用しないことだけは間違いないでしょう。

(参考資料:2007423 日経産業新聞)

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2007年5月 1日 (火)

クルマは本当に売れないのか? ②

ホンダカーズ中央神奈川の相沢賢二会長は、“軽自動車は収益面では厳しいのでは?”という問いに対してこう答えています。「利益面では小型車とそう変わらない。単価が低い分値引率も低いし、オプションでカーナビなどを付ければ単価はぐっと上がる。売り方の工夫次第で利益は確保できるのだから、軽自動車を軽んずるべきではない」

利益額の小さな軽自動車であっても、戦略を練ることによって、付加価値を増すことができるのです。大事なことは“どうすれば付加価値を挙げれるか?”を考え、それを実現化することなのです。

(参考資料:2007423 日経産業新聞)

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