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2007年8月29日 (水)

ミスターウォークマンの遺言 ②

マスターウォークマンこと元ソニー取締役の黒木靖夫さんは、生前、こう言っていました。

「こんな技術があるから、何か作ろうと考えるのは技術者が陥りやすい間違い、こんなのがあったらいいよなぁ~と生活者視点から始めないと失敗するんです。」(参考資料:2007821 日経産業新聞)

生活者の視点でモノを作る…“言うは優しく、行うは難し“です。ウォークマンも若い技術者が自分で音楽を楽しむために録音機能を取り除いたのがスタートでしたが、“技術的後退である”と商品化に反対の声が強かったそうです。そんな中で、盛田&井深コンビだけが賛成し、ウォークマンは世に出たわけです。

技術者の革新性とそれを理解する経営者がいたからこそ、あの頃のソニーは強かったのです。

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