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2007年10月

2007年10月31日 (水)

コンビニ売上高 15ヶ月ぶりにプラス

日本フライチャンズ協会によると、9月のコンビニ既存店の売上高は前年同月比0.1%増の5,732億円となり、特殊事象による増(20066月のタバコ駆け込み需要)を除くと、15ヶ月ぶりのプラスとなりました。

プラス要因としては、厳しい残暑により、飲料やアイスの売上が大きく伸びたことに加え、78月が売れ筋のそうめんや冷やし中華が9月になっても売れたこと、三連休が2回あったこと…が挙げられます。

また、客数は0.6%増加しましたが、客単価は0.5%減少しました。

チェーン別の売上を見ると、セブンが1%減、ローソンが0.9%増、ファミリーマートが2.6%増となりました。

(参考資料:20071024 日経MJ)

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2007年10月30日 (火)

ハロウィーンで街おこし?

欧米の伝統行事、ハロウィーンが首都圏でも秋の娯楽イベントとして定着してきました。

六本木、世田谷区の梅丘商店街、多摩センター地区などでは、このハロウィーンに街ぐるみで積極的に取り組み、街の活性化に役立てようとしています。

(参考資料:20071026 日本経済新聞)

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2007年10月29日 (月)

宮崎県人気 定着のカギは?

東国原知事の人気でブランド価値の高まる宮崎県ですが、今後は、知事の人気に頼る現在のフロー的なブランドから、ストック的なブランドへの転換戦略が必要になってきます。

それは、宮崎の歴史や自然環境など地域固有のコア資源とリンクした形で知事を活用する観光戦略を意味します。

これが成功すれば、宮崎県ブランドは知事の人気だけに頼る状態から脱却することができ、リスクを軽減することができるわけです

(参考資料:20071017 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年10月28日 (日)

おせち商戦 意地をかけて

百貨店のおせち商戦が幕を開けました。

おせち市場が右肩上がりという中で、百貨店の格を表すといわれるプライドを賭けた商戦は激しさを増しています。

数に限りがある老舗料亭のおせちとの契約、または隠れた名店の発掘…といった戦いをバイヤーは繰り広げてきました。さて、最後に笑うのは一体、誰なんでしょうか?

(参考資料:20071017 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年10月27日 (土)

今年の新米はイマイチ?

暑い秋だった今年は、新米の流通が1週間程度遅れています。それに加えて、九州の早場米、秋田・新潟の人気ブランド米の糖度・弾力ともにあまり良くないという残念な状態です。

不作の原因は、今年の猛暑と米どころを襲った台風です。あの台風さえなかったら、あきたこまちも新潟コシヒカリも良い出来だったはずだけに残念でなりません。

ただ、きらら、ほしのゆめと言った北海道米は糖度も良く、粘りも十分なのが救いになっています。

(参考資料:20071020 日刊ゲンダイ 野村絵里奈コラム)

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2007年10月26日 (金)

美容室の顧客管理サービス

一般的に、美容院の販促策はハガキですが、宛名書きは美容師の仕事であり、しかも175円のコストが掛かります。

『 アトリエ・エム・エイチ 』 は、反復来店の実績のある顧客に対して担当美容師のスケジュールと短いコメントが入った電子メールを、美容師に代わって送信します。また、お客さんを12回の来店を新規、34回を顧客、5回以上を常連の3つのカテゴリーに分け、各カテゴリーに合わせたメールマガジンを送信します。

これにより、美容師は宛名書きから解放され、余った時間を本来のサービスを向上に直結する業務に充てることが可能になるのです。

(参考資料:2007101 日経MJ)

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2007年10月25日 (木)

岐路に立つ生保レディ

生保レディは今、オフィスでの活動規制に直面しています。20064月に、個人情報保護法が施行されたことを受け、都市部の大企業では出入りに何の制約もないビルなどありません。

そのため、十分なアフターフォローは提供できなくなってしまいました。つまり、職場に入れない…という勝負以前の問題に直面しているわけです。しかし、逆を言えば、一人勝ちというチャンスもあるわけです。

この危機に対する打開策としては、ネットを使ったキャンペーン、イベントによる接点作りなどが考えられますが、特効薬と言えるものはありません。漢方薬のような細かい積み重ねを続けていくしかないのです。

(参考資料:2007927 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年10月24日 (水)

和牛を好む理由はなぜ?

日本人はことさら、和牛を好みます。その理由は、高級感ではなく、噛んだ時の柔らかさとジューシーさで和牛が勝っているからです。

肉の美味しさを左右するのは脂肪です。融点の低い脂肪がタップリ交雑した和牛の霜降りは、噛まないのに口の中でとろけます。

熟成

熟成によって、筋肉組織が破壊されることで肉も柔らかくなって、美味しさが増します。

香り

喉から鼻に抜ける香りを口中香と言い、この香りで食品の種類が識別されます。和牛には特有の甘い香りがあり、これが美味しさを感じる決め手になります。

(参考資料:2007106 日本経済新聞)

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2007年10月23日 (火)

携帯クーポンの上手な活用術

マクドナルドのネット会員は、携帯に案内メールが届くと、専用サイトに接続し、クーポンを取り出すのですが、月に一回でも専用サイトに接続する割合がなんと8割を超えます。

携帯電話をうまく使いこなすことが店舗の競争力を左右するひとつの要因となりつつありますが、ここではその秘訣を紹介します。

①伝えたい情報を簡潔にまとめる

多すぎても少なすぎてもダメ

文字数を250字以内に限定し、画像も最低限に抑えます

②話題となる仕掛けを絶えず用意する

エビちゃんのストッキングがあたるキャンペーンなどを行い、利用者の興味を惹き付けます

③利用者が便利な技術面の配慮

一回の操作で複数のクーポンを取り込める技術を導入して、手間と通信費用を抑えています

(参考資料:20071020 日経MJ)

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2007年10月22日 (月)

オトナの静かな上質なバー

モンテローザでは、大人向けの本格的なバー 『 しゃべりBAR 』 の運営に乗り出します。

新橋駅の近くのビル内にある1号店 ( 広さが300㎡、座席数60 ) は、照明を落としてBGMにジャズを流し、落ち着いた雰囲気を演出しています。

ホテルのラウンジのような空間で、上質なスピリッツやウィスキーを通常7割程度の価格で提供し、イベリコ豚など高級食材を使った食事メニューも豊富に揃えて、気の合う友人と静かに酒や食事を楽しみたいという2040代の大人の取り込みを狙います。

客単価30004000円で、これは同様なスタイルの店よりも3000円安い価格設定です。

正直言って、他店舗化は難しいが、売れ行きを見て、今後の出店を検討するそうです。

(参考資料:2007108 日経MJ)

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2007年10月21日 (日)

団塊による団塊のための古書店

中古書店を運営するドリームは、美術書や時代小説の品揃えを充実した中高年向けの新型店店を『ブックバンククラブ』の1号店を池袋にオープンしました。

100㎡の店内には24,000冊の古書が揃い、ソムリエ風の制服を着た店員、BGMはジャスやクラシックという雰囲気もあって、ゆっくりと本を探すことができます。

FC店舗は、初期費用1500万円(加盟金、内装費、古書の購入代金)かかりますが、目標月商は240250万円で、1年半~3年で回収できるビジネスモデルです。

さて、顧客として利用するか?、それともオーナーになって稼ぐか?…どちらにしても団塊世代の為の古書店となりそうです。

(参考資料:2007924 日経MJ)

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2007年10月20日 (土)

ゴルフ場入場者数 2.5%アップ

日本経済新聞の2006年度のゴルフ場主要コース調査によると、1コース当りの平均入場者数52,230人と前年に比べて2.5%アップとなり、2年連続の増加となりました。

増加の理由としては、ゴルフ場の数が減った、景気回復、女子プロ人気が挙げられますが、低価格メニューによる集客活動が客単価の低下をカバーしたとも言えます。

そのことは、1コース平均客単価12,556円と、前年より144円低下してことからも分かります。

(参考資料:2007925 日本経済新聞)

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2007年10月19日 (金)

百貨店で重視すること

インターワイヤードの調査によると、“百貨店に買い物に行く大きな要因”は男女によって明らかな差が見られます。

男性 ① 質の良いものを取り扱っている 41.5②品 揃えの量・種類 39.7③ デパ地下など、食品売り場の充実 38.7

女性 ① デパ地下など、食品売り場の充実 57.0②品 揃えの量・種類 49.0③ 質の良いものを取り扱っている 47.6

また、最も好きな百貨店は、関東では伊勢丹、関西では阪急、そして全国では高島屋…という結果になりました。

(参考資料:2007105 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年10月18日 (木)

外国人スタッフ活用術

ファミリーマートの店舗で、外国人を積極活用し、販売増を実現している店(新大久保店)があります。

ここでは、従業員15人中、日本人は3人で、あとは外国人です。多国籍の街らしく、店内アナウンスは3ヶ国語で、POPも売り込みたい商品は多国語を使います。このような取り組みの結果、売上は前年同期より25割増と好調です。

ただ、日本人を雇用する以上に教育に骨が折れる…という問題点もあります。詳細なマニュアルを使い、空き時間を見つけては勉強会を開いて指導しますが、ポイントは日本語の勉強も兼ねること、段階を追ってステップアップさせることです。外国人のつまづく日本語は大体同じなので、やっているうちに指導する方も慣れるそうです。

また、バイトの引継ぎノートは日本語で書いてもらい、オーナーが赤ペンで添削します。こうした工夫が、コミュニケーションを深める重要な道具にもなるのです。

(参考資料:2007926 日経MJ)

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2007年10月17日 (水)

コンビニ ちょっとした工夫

200708251126000 近所にある ナチュラルローソン の店頭に、飼いヒモをつなげる器具がありました。

何のことはないパーツですが、犬の飼い主には大変ありがたい工夫です。

こんな気配りなんて、さぞ繁盛しているのでは?…と思いますが、残念ながら先月末で閉店してしまいました。

商売って難しいですね。

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2007年10月16日 (火)

ビールの売り子に学ぶ販売術 ②

ビールを短時間でより多く売るには、試合開始から間もない時間帯に目ぼしいお客さんを素早く見つけて、2杯目以降をライバルに奪われないようにするのがポイントです。

「6回裏に来て」、「7時半にもう一度」、「ホームランが出たらまた買うよ」と言った注文を取り付ける要領を身に付けた売り子が伸びていくそうです。

また、売り子の殆どが1622歳の女子学生ですが、外野席の売り子には、卒業の年の最終戦で花束を贈られるほどの人気者がいます。そういった場合、常連客をいかに上手く後輩に引き継くか?もポイントです。失敗すると、そのビール販売店のシェア(ドームは複数のメーカーが競合しています)が下がることもあり得るのです。

(参考資料:2007817 日経MJ)

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2007年10月15日 (月)

ビールの売り子に学ぶ販売術 ①

野球場でのビール売りは、若さと体力に任せた直球勝負と思われがち ( トップクラスは時給換算で1万円ほど稼ぎます ) ですが、実は随所に顧客作りの頭脳プレーが見受けられます。

キリンビール販売によると、そのポイントは“売り子のキャラクターを見て、適材適所の配置をすること”だそうです。

例えば、外野席は六本木?なので、キャピキャピした性格の子が向いています。常連の顔と名前を覚えるのは勿論、巨人の選手にも詳しくないと、丁々発止の会話ができません。

また、バックネット裏は銀座?なので、野球の知識より落ち着いた会話ができる子を配置するのです。

(参考資料:2007817 日経MJ)

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2007年10月14日 (日)

Wiiの誤算?

8月、9月と、任天堂のゲーム機『Wii』の国内売れ行きに減速感が見られました。

これは、ソフト会社が拡散した顧客層の売れ筋を読みきれなかったため、疑心暗鬼になっているためと言われています。

また、Wii自体がビリーズブートキャンプのように「面白そうだ…」と購入した顧客が多く、ゲーム機として利用していないのではないか?という指摘もあります。

この減速感は、単なる需給バランスのズレなのか、それともブーム終焉の兆しなのか…ここ暫くの動向に注目です。

ちなみに任天堂は、ネット戦略の強化と新ソフトの発売でユーザー層の一段の拡大を狙っているようです。

(参考資料:20071011 日経産業新聞)

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2007年10月13日 (土)

5度下がると売れる入浴剤

入浴剤が売れる気温の法則というのがあるそうです。

それは「前日より気温が5度下がると動きがあり、10度下がると大売れ。朝夕の温度差が開く日もよく売れる」というものです。実際のところでも、昼は夏のような暑さ、夜は半袖では寒かったという気候だった今年の9月は前年比50%増の売上だったそうです。

ここ5年で、毎年20%増の成長を続ける入浴剤市場を支えるのは、意外や意外、新たなる男性ユーザーです。例えば、出張族…ビジネスホテルに近いコンビニでは、彼らが入浴剤をよく買うそうです。さらに、建築現場等で働くガテン系の男性もヘビーユーザーなのです。

(参考資料:20071013 日刊ゲンダイ 野村絵里奈コラム)

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2007年10月12日 (金)

ローソンが地域別価格を検討

新浪社長は、10日の記者会見で、メーカーによる値上げが相次いでいる食品などの店頭価格について、地方にある店舗での価格を抑える形で地域差を設ける方向で検討していることを明らかにしました。

つまり、都市部ではメーカーの値上げを店頭価格に反映するのに対して、地方では価格を据え置いたり、値上げ幅を抑えるという形で地域別価格を実施するということです。

セブンイレブンは据え置き、サンクスは値上げに前向き、ファミリーマートは限定商品のみ値上げ…と、各社、対応が分かれました。さて、どの戦略が利用者に支持されるのでしょうか?

(参考資料:20071011 フジサンケイビジネスアイ)

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2007年10月11日 (木)

そば店開業のポイント

蕎麦屋は単品勝負なので、定年後でも簡単に開業できる商売と言われています。しかし、当然ですが、成功するには経営力が問われます。味や魅力作りを怠るとアッという間に閉店に追い込まれるというリスクを忘れてはなりません。

開業にあたってのポイント

①家族らの協力者を確保しよう

無理せず前の店を居抜きで使う手も

③借入れは、国金の『新創業融資制度』が便利

普段から繁盛店や流行の店をチェックする

立地に関係ない店の魅力づくりを目指す

客単価を高めるカギは、季節の変わりそば、ドリンク類の充実にある

(参考資料:2007107 日本経済新聞)

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2007年10月10日 (水)

黒板POPの作成術

カフェや雑貨店でよく目にする、手書きの文字で商品・サービスを説明する『黒板POP』は温かみや親近感を演出できる販促ツールです。ここでは、その作成にあたってのポイントを3つ紹介します。

①まずは黒板をキレイにする

②文字の大小でメリハリをつける

空間もデザインの重要要素なので、余白をキチンと取ることが大事

また、交代で書く場合、文字の書き方に一定のルールを設ける

③伝えたい内容を絞り込む

商品の情報がお客さんに伝わらなければPOPではありません

(参考資料:2007928 日経MJ)

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2007年10月 9日 (火)

気付けるか?…これが勝負のポイント

セブンイレブンの建設開発部の三宅正美さんが気にしていることは、ユニバーサルデザイン(文化・言語の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計)です。

三宅さんは、値札カードの大きさを2倍にすることを提案し、実際に採用されました。この提案は、50歳以上の利用者が、この10年で7ポイント増えた(21%)ことを考慮し、キレイさよりも見易さのほうが重要であると考えた結果、出てきたアイディアです。

確かに、些細なことかもしれませんが、気付くか?気付かないか?で利便性が全く違ってきます。ここが勝負の分かれ道なのです。

(参考資料:2007926 日刊ゲンダイ)

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2007年10月 8日 (月)

接客の達人に学ぶ ②

全日空のVIP担当である井田理恵さんは、「自分を客観視することが必要」と言います。

長年、接客に携わると、自分のスタイルがパターン化、固定化され、時代やお客さんのニーズに合わないケースが出てきます。最近は、ソッとしておいて欲しいというお客さんが多くなったこともあり、適度な距離感を取ることが求められています。また、顔馴染みのお客さんが増えてくると、慣れも手伝ってこうした傾向に拍車がかかります。

こうした緩みを防ぐために、井田さんはビデオに自分の接客ぶりを録画して、みんなで討論しているそうです。

(参考資料:2007927 日経産業新聞)

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2007年10月 7日 (日)

接客の達人に学ぶ ①

帝国ホテルのVIP担当の小池幸子さんによると、一番難しいのは、どこまでサービスをするのか?を見極めることだそうです。

勿論、接客マニュアルはありますが、この見極めは、最終的には個人の判断に委ねられます。そして、サービスをしないのであれば、断る前に最善を尽くすことが重要なのです。それは、誠意があれば、逆に良い印象を残せるからです。

(参考資料:2007927 日経産業新聞)

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2007年10月 6日 (土)

マツタケ 今年は厳しい?

67月に適度な湿気があり、秋の収穫時は雨が少ないと、マツタケが豊作になると言われています。しかし、今年は夏場は少雨、9月下旬になっても真夏の暑さ…という最悪のコンディションです。う~ん、国産物を味わうという庶民の夢は叶いそうもありませんね。

(参考資料:2007929 日刊ゲンダイ 野村絵里奈コラム)

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2007年10月 5日 (金)

セルフレジ活用の3原則 ③ 操作説明をシッカリと

弘前市の『カブセンター神田店』では、レジの真ん中に専任スタッフを置き、操作ミスでエラー表示が出る前に声かけをしています。お客さんのなかには、バーコードのかざし方も分からない人も多く、しかも、エラーが頻発するとセルフを避けてしまう傾向があるので、スタッフを置いてエラー表示を未然に防いでいます。人件費増となる専任スタッフですが、セルフレジ改良にもかかわったり、シニア客への気配りなどでパート・アルバイトの良きリーダーとなったり…と、思わぬ効用をもたらしています。(参考資料:2007919 日経MJ)

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2007年10月 4日 (木)

セルフレジ活用の3原則 ② 目立つが勝ち

HAT神戸店 は、一番混む有人レジに並んでいる人からよく見える位置に、セルフレジを配置しました。

利用客が最後に辿り着く売場である総菜・弁当売場に近い場所のレジが混むことを配慮した結果、こうなったのです。また、この配置には、後ろの人を待たせるのを恥ずかしいと思う人に対して、セルフレジの操作の実演を見せることで、恐怖心を取り除くという意味もあります。

こうした独自の施策が実り、セルフレジ稼働率は20%近くにまで達しています。

(参考資料:2007919 日経MJ)

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2007年10月 3日 (水)

セルフレジ活用の3原則 ① 子供を味方に

ヨークニマルベル大槻店 では、セルフレジが子供に親しみやすいような工夫を凝らしています。

①レジに動物キャラクターをあしらい「うさぎのペコちゃん」といった愛称をつけた

85センチと高い位置にあるスキャナーを使い易いように専用の踏み台を用意した

セルフレジをゲームコーナーの真ん中に設置して、遊んでいる子供の関心を引くようにした

来店客の35%がニューファミリー層ということで、子供連れに狙いを絞った戦略を展開し、結果として稼働率が大幅に高まりました。ただ、子供が遊び感覚でスキャンをするため、かえって時間がかかり、レジ待ち時間短縮に逆行するという事態も起きています。

(参考資料:2007919 日経MJ)

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2007年10月 2日 (火)

伊勢丹本店の限界点

絶好調の伊勢丹本店ですが、高級感を進めたことで、品揃えに違和感を持つ顧客が出てきています。「確かにキレイになったけれど、流行の先端ばかりで値段も高い。伊勢丹には私の買いたいものがなくなってしまった」という常連の声も聞かれます。

また、幹部からも「本店はあまりに敷居が高くなりすぎた。幅広い年齢の多様なニーズに応える、いわゆる百貨店とはかけ離れつつある」と声があり、将来に対する危機感が高まっています。

伊勢丹が、流行の最先端を走る顧客のニーズばかりを追求し続けると、今後、固定客が離れることが十分に予想されます。

敷居の高い店であり続けるのか?、多様のニーズに対応できる奥行きの広い店になるのか?…厳しい選択を迫られそうです。

(参考資料:2007914 日経MJ)

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2007年10月 1日 (月)

ロッテリアの挑戦

1012日より、ロッテリアはメニューのうち5品を100円メニューとします。試験的に導入した店舗では、客数が23割増加し、売上高も増加しているそうです。ただ、客単価減少の懸念は脱ぐ去れないというのが、本音のようです。

外食産業は、値上げの動きが広がってはいますが、一方で低価格商品の集客効果も高いと見られています。そのため、値上げと値下げを効果的に組み合わせるという難しい戦略を余儀なくされているのです

(参考資料:2007912 日本経済新聞)

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