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2007年10月 2日 (火)

伊勢丹本店の限界点

絶好調の伊勢丹本店ですが、高級感を進めたことで、品揃えに違和感を持つ顧客が出てきています。「確かにキレイになったけれど、流行の先端ばかりで値段も高い。伊勢丹には私の買いたいものがなくなってしまった」という常連の声も聞かれます。

また、幹部からも「本店はあまりに敷居が高くなりすぎた。幅広い年齢の多様なニーズに応える、いわゆる百貨店とはかけ離れつつある」と声があり、将来に対する危機感が高まっています。

伊勢丹が、流行の最先端を走る顧客のニーズばかりを追求し続けると、今後、固定客が離れることが十分に予想されます。

敷居の高い店であり続けるのか?、多様のニーズに対応できる奥行きの広い店になるのか?…厳しい選択を迫られそうです。

(参考資料:2007914 日経MJ)

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