マグロの二極化
マグロの価格の二極化が進んでいます。
これは、高級品のクロマグロが高騰を続ける一方で、庶民派のメバチマグロ・キハダマグロが下落しているのです。
下落の原因は、メバチとキハダマグロは中国からの輸入が多いため、安全性の面から消費者が敬遠しているためだそうです。しかし、他の食品と違い、マグロの漁場は国産も中国産も同じです。そういった意味で、これは風評被害に近いものがあります。また、全てのマグロが食べられなくなる…と煽ったマスコミ報道により、需要が落ち込んだという側面もあります。
マグロの格差問題は、ある意味、報道の問題でもあるようです。
(参考資料:2007年11月24日 フジサンケイビジネスアイ)
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