ロフトの現在過去未来 ③ 現在
ロフトは、効率性と面白さの両立という課題を正面から見据えた政策に取り組んでいます。
その一つが、35万の商品について、販売量・在庫などを一日単位で店ごとに把握するという“単品管理”です。単品管理の有効活用事例が、人気の「ビリーズブートキャンプ」の本部仕入れを7月末でいち早く止めたことです。地方では根強い人気を誇っていたものの、渋谷店では売れ行きが鈍っていることを的確にはじき出し、仕入れ中止を決定しました。
もう一つが、ベテラン27人が店内を回り、売場作りを指導するという“エディター制度”です。これは、“商品管理”と“売り場の楽しさ・面白さ”と相反する2つの要素の溝を埋めることを目的とした制度です。
この二つの改革の効果もあって、ロフトは2007年9月時点で27ヶ月連続で既存店売上高アップを達成しました。
(参考資料:2007年10月22日 日経MJ)
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