2008年ヒットの種 ③ 見える化が効く
タカラトミーの貯金箱『人生銀行』がヒットした理由は、貯金の途中経過や効果を「見える化」した工夫にありました。
「超熟」社会では、モノが溢れ、しかも一定の水準を満たしています。そのため、消費者は効果をシビアにチェックするようになってきており、高機能でも自分にとって効果が曖昧なモノは選びません。
その曖昧さを解決できるのが「見える化」です。「見える化」によって、効果が分かれば消費が活性化する可能性があるわけで、ここにヒット商品の種があるわけです。
「見える化」が成功した例としては、ランニングの記録を取れるiPodである『Nike+iPod』(ナイキ&アップル)、歩数計の機能があって、親の歩数を管理できる『らくらくホン』(NTTドコモ)などがあります。
(参考資料:日経ビジネス2007年12月10日号)
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