« 2008年ヒットの種 ② マス市場をあきらめない | トップページ | 2008年ヒットの種 ④ もう一度安さを極めろ »

2007年12月21日 (金)

2008年ヒットの種 ③ 見える化が効く

タカラトミーの貯金箱『人生銀行』がヒットした理由は、貯金の途中経過や効果を「見える化」した工夫にありました。

「超熟」社会では、モノが溢れ、しかも一定の水準を満たしています。そのため、消費者は効果をシビアにチェックするようになってきており、高機能でも自分にとって効果が曖昧なモノは選びません。

その曖昧さを解決できるのが「見える化」です。「見える化」によって、効果が分かれば消費が活性化する可能性があるわけで、ここにヒット商品の種があるわけです。

「見える化」が成功した例としては、ランニングの記録を取れるiPodである『Nike+iPod』(ナイキ&アップル)、歩数計の機能があって、親の歩数を管理できる『らくらくホン』(NTTドコモ)などがあります。

(参考資料:日経ビジネス20071210日号)

|

« 2008年ヒットの種 ② マス市場をあきらめない | トップページ | 2008年ヒットの種 ④ もう一度安さを極めろ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2008年ヒットの種 ③ 見える化が効く:

« 2008年ヒットの種 ② マス市場をあきらめない | トップページ | 2008年ヒットの種 ④ もう一度安さを極めろ »