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2008年2月14日 (木)

脱ワンコインという諸刃の剣

100円ショップ業界は、店舗数が5000店に近づき、売上の伸び率も5年前の1/10程度の2.4%に止まっていることもあり、業態に飽和感が漂っています。さらに加えて、原油&原材料高、人件費上昇、安全性問題というトリプルパンチを受け、非常に厳しい状態です。

そこで各社が打ち出した策が「脱ワンコイン」です。ダイソーでは店舗の大型化と百円超商品の開発を、セリアではお洒落な店作りとキット型商品(37100円商品を組み合わせると工芸品になる)の販売に力を入れています。

しかし、価格の多様化戦略は、100円ショップの持つ本来の魅力と逆行するので、そのサジ加減は難しいのです。

(参考資料:200824 日経MJ)

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