特産品を育てる
岐阜県下呂市の肉屋『肉の天狗』は、1992年に大型スーパーができ、大打撃を受けましたが、ここ数年は順調に売上を伸ばしています。
その秘密は、地元の銘柄豚「飛騨けんちん」です。14年前に母から店を引き継いだ店主の戸谷吉之さんは、5年前に養豚家は町内の一軒のみという状態にも関わらず、この「飛騨けんちん」を地域の特産品に育てようと決意しました。特売のチラシで紹介したり、給食センターに掛け合って利用してもらったりすることで知名度を上げることに成功しました。
高齢化が進み、沈滞化する地域であっても、「何かできないのだろうか?」と思い、実行することで道は開けるのですね。
(参考資料:2007年12月24日 日経MJ)
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