箱根vs鬼怒川
この3月に小田急が、箱根直行列車の東京区東部(北千住)への乗り入れ運転を開始しました。
東武鉄道が、既に新宿からの直通運転を開始していましたが、今回の乗り入れ開始により、東武と小田急による温泉利用客の奪い合いが本格化します。
これは、つまり、鬼怒川温泉と箱根にといった温泉地による、都心の奥座敷を巡る戦いでもあります。両温泉とも宿泊客数が伸び悩んでおり、鉄道網の拡充による商圏拡大に力を注いでいます。
しかし、温泉地としての独自性を明確にできなければ、互いに消耗戦を繰り広げるだけに終わってしまうことも十分に考えられます。
(参考資料:2008年4月5日 日本経済新聞)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント