高収益のポイントは脱標準化 ①
営業利益率が7.6%とスーパー業界トップを誇る『オオゼキ』(東京・世田谷)の強さの秘訣は「脱標準化」です。
他のスーパーでは2~3割の正社員比率を67%にまでし、加えて、仕入担当が売場担当を兼ねる兼任主義を採用しています。これが売れ筋の把握と廃棄率の削減につながるわけです。
正社員比率が高いので人件費がかさむように思われますが、人件費率は約10%と、他社よりやや低いレベルにあります。つまり、入れ代わりの激しいパートを採用し、教育や人員配置の手間がかかることを考えれば、安定した正社員体制のほうが割安になるのです。
(参考資料:2008年5月9日 日経MJ)
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