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2008年5月18日 (日)

先読みビジネス天気  マンション

マンション業界は、価格高騰、購入手控えが続く…と予想されます。

不動産経済研究所によると、2007年度の首都圏マンション新規販売戸数は、6月の改正建築基準法の影響もあり、前年度より17.8%減の58,156戸に留まりました。これは14年ぶりの低水準だそうです。

また、2007年度の1㎡あたりの販売単価(東京23区)は86.1万円で、2001年度と比べると、3割強も上昇しています。さらに原材料の高騰も重なったこともあり、契約率は好不況の目安となる70%を割り込む66.3%でした。

多くの在庫を抱える大手不動産会社のことを考えると、少なくとも1年は厳しい業界環境が続くと予想され、“住宅の需要回復”を軸とした景気拡大シナリオの実現は不可能に近いでしょう。

(参考資料:2008429 日本経済新聞)

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