« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月30日 (月)

小売業の行方

小売業において、MAを通じた再編の流れが加速化すると見られています。

しかし、原材料高に起因する消費低迷などで、規模の利益を引き出すには、高い壁があることが鮮明になってきています。

これは、規模を膨らませた二強(イオンとセブン)は既に営業減益と失速していることからも明らかです。また、規模を誇るメガ百貨店も経営効率向上の道筋を描ききれていません。

果たして、これからの小売業は規模の拡大に向かい続けるのでしょうか?…答は見えていません。

(参考資料:2008625 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月29日 (日)

口笛は楽器だ!

人間の身体に備わった唯一の楽器と言われる口笛を楽しむ人が増えています。

各地の教室には参加者が急増し、口笛アーティスト(口笛太郎Duo他)の活躍も目立ってきました。取り組むキッカケは様々ですが、その奥深さに魅了され、はまる人が多いそうです。

718日に茨城県牛久市で国際大会も開かれ、約70人の日本人も出場します。

ここから、次のブームを担う有望新人が出てくるかも?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月28日 (土)

社長 渡邉美樹②

「仲間と言うのは、ずっと仲間じゃない。一緒に成長していく、その瞬間、その瞬間なんです。次のステージに会社が行った時、付いてこられなければ、そいつは仲間じゃない」

 ブレジデント2008-5-19より 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月27日 (金)

ワインと音楽の相性

イギリスの大学教授が「力強くて重厚な音楽を聴くと、ワインは60%も力強く豊かでコクのあるように感じられる」という研究を発表しました。

それによると、ハードロックはワインを味わう脳の一部を刺激するのだそうです。

となると、フレンチレストランで流すべき音楽はクラシックではなく、ハードロックということになるのでしょうか?

もし、この研究結果がホントなら、飲食店のオーナーは何を売りたいか?によって、店に流す音楽を変えなくては…

でも、ハードロックを聴きながら、ワインを呑むと美味しいのかなぁ~

(参考資料:2008516 夕刊フジ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月26日 (木)

価格より雰囲気

三菱総合研究所の調査によると、行きたい店の条件として、価格より雰囲気、接客態度をあげる消費者が多かったそうです。

ちなみに、1位は料理の味で80.6%、2位が雰囲気や接客態度で65.5%、価格は3位で45.3%でした。

う~ん、ホントにそうなんでしょうか? 

ちょっと信じられない気がします。

(参考資料:2008620 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月25日 (水)

分裂1ヶ月 ②

515日にほっかほっか亭が分裂し、2000店が『ほっともっと』、1500店が『ほっかほっか亭』となりました。

しかし、東京はプレナスが強い地域だったので、ほとんどの店が『ほっともっと』になってしまいました。最近の店は改装もしくは新規出店が多いので、看板が変わっても違和感はそれほど感じません。でも、名前が変わったことで、あの「街の弁当屋さん」という雰囲気は全くなくなってしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月24日 (火)

分裂1ヶ月 ①

515日にほっかほっか亭が分裂し、2000店が『ほっともっと』、1500店が『ほっかほっか亭』となりました。

プレナスの『ほっともっと』の1店舗平均振り上げは530万円

規模の大きさが現在のところは有利に働いているようです

メダマ商品は作り置き弁当の『幕王』、注文が殺到する昼食時などでも効率的に売上を上げられます。ただし、コンビニ同様に破棄があれば、その分、原価率は上がります。

ハースクレイの『ほっかほっか亭』の1店舗平均振り上げは480万円

店で調理した暖かい弁当を提供する…というオープン当時からの経営理念をシッカリと守っています。

革新性?それとも保守王道か?… プレナスとハークスレイの勝負はこれからです。

(参考資料:2008530 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月23日 (月)

社長 島耕作

島耕作初芝ホールディングス社長からのアドバイスです。

苦手な人が上司になっても、自分は不運などと思わず、良いところも悪いところも両方学べる人間観察の機会と考えて下さい。 そして、こちらから近づいていけば、逆に“珍しいヤツだな”と思ってくれて、一生懸命教えてくれるはずでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月22日 (日)

社長 渡邉美樹

ワタミの株主総会に行ってきました。

感じたのは、渡邉美樹社長の強い意志でした。

これがあるから、ワタミは伸びているのでしょう。

でも、社長の存在感だけで会社を伸ばせる限界というのもあります。

ワタミもそろそろ、その時期に来ているような気もします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月21日 (土)

異常なサービス4か条

『 坐・和民 手稲駅南口店 』 は、「どんな要望にも出来ないと言いません」 を合言葉に業績を伸ばしているお店です。

この店には 「異常なサービス4か条」 というのがあります。

①両膝をついて接客する

②ファーストドリンク提供時に乾杯の声かけをする

③いらっしゃいませ!を忘れません

④帰るお客様を従業員がアーチを作ってお見送りする

こう書くと、それほど…と思いますが、この店のスゴイところは、それを徹底して行うことです。それは、店長の野口さんのハイテンションぶりを見ればよ~く分かります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月20日 (金)

2008年上期 ヒット商品番付 ③

さて、予想は当たったのでしょうか?

去年の年末時点の2008年ヒット商品の予想を見てみましょう。

http://fx2kmas.air-nifty.com/weblog/2007/12/2008_8e8f.html

http://fx2kmas.air-nifty.com/weblog/2007/12/2008_962a.html

http://fx2kmas.air-nifty.com/weblog/2007/12/2008_f21e.html

う~ん、今のところは、あんまり当たってないみたいですね。

(参考資料:2008618 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月19日 (木)

2008年上期 ヒット商品番付 ②

今回の番付を見ると、燃料・食料の値上がりに伴う消費者の節約志向、そしてメタボリック症候群対策に代表される健康志向に沿った商品・サービスが上位を占めています。

日常生活に欠かせない商品が目立ち、景気沈滞ムードが広がる中、消費の萎縮をうかがわせる結果となったと言えるかもしれません。

(参考資料:2008618 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月18日 (水)

2008年上期 ヒット商品番付 ①

横綱 プライベートブランド商品 糖質糖類ゼロ

大関 5万円ノートパソコン ブランド携帯

関脇 カーホンオフセット 銀聯 ( 中国版デビットカード )

小結 電球型蛍光灯 シャワークリーンスーツ

前頭 三井アウトレットパーク入間 地下鉄新線

前頭 クロスウォーカー ブラトップ

前頭 ミルクシーフードヌードル 絶品チーズバーガー

(参考資料:2008618 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月17日 (火)

メガバングの実力 ②

さて、3大メガバンク、儲かってるのでしょうか?

業務利益 1位 三菱 1154億円 2位 みずほ 8617億円 3位 三井住友 8196億円

利ざや 1位 三井住友 1.81% 2位 三菱&みずほ 1.46

なるほど、回復しつつあるみたいですね。

(参考資料:2008522 フジサンケイビジネスアイ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月16日 (月)

メガバングの実力 ①

3大メガバンクの3月連結決算が出揃いましたが、それぞれの強みと弱みを数値から見ましょう。

収益力 1位 三井住友1.81

健全性・信用力(自己資本比率) 1位 みずほ11.69% 2位 三菱 11.26% 3位 三井住友 10.55

株主・顧客還元(配当性向) 1位 みずほ39.40

(参考資料:2008522 フジサンケイビジネスアイ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月15日 (日)

値上げの心得

カレーチェーンの壱番館は、2007年に段階的な値上げを行いました。

客数の35%の落ち込みを覚悟しましたが、影響は少なくて済みました。

競合他社が見当たらなかったこともありますが、この値上げが受け容れられた一番の理由は、値上げにあたり入念な準備をしたことです。都心部なら50円は大きなインパクトにならないので50円の値上げとしたが、地方は30円と上げ幅を抑え、かつ3ヶ月の準備期間を置きました。こうした工夫が結果として功を奏したわけです。

(参考資料:2008514 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月14日 (土)

不正の芽

ローソンでは、レジの点検回数を増やしています。

バイトの交代の都度に、現金の過不足を点検するようにして、不正の芽を摘むのです。

(参考資料:2008613 日経産業新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月13日 (金)

携帯留学

メディア・ファイブでは、資格や語学が携帯電話で学べるサービス『学びのたね』を提供しています。

315円という価格なので、通勤時間といったチョットした時間に手軽に挑戦できるのが魅力です。

現在50種類のメニューがありますが、将来的には100にまで拡げていく予定だそうです。

(参考資料:2008613 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月12日 (木)

ROE

純利益を自己資本で割った数値がROEです。

世界上場企業のROEは平均して14%です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月11日 (水)

大手商社5社 過去最高益

20083月期の連結決算によると、各社とも(双日以外は米国会計基準)純利益で過去最高益を更新しました。資源高に加えて、新興国でのインフラ投資関連の機械需要が増えたことが要因と思われました。

(参考資料:200851 日本経済新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月10日 (火)

ブランドと価格

イタリア高級ブランドゼニアのCEOエルメネジルド・ゼニア氏は、「アメリカ市場は一年間ダラダラとセールをするので、ブランドの威信が落ちてしまいます。定価で売ってこそ、初めて高級ブランドの意味が成り立つ。われわれが路面店に力を入れるのも、そういった背景があるのです」と語っています。

この話はよく分かります。価格を維持することは、やはりブランドにとって大事なことなのです。

(参考資料:2008421 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 9日 (月)

ブランドと日本市場

イタリア高級ブランドゼニアのCEOエルメネジルド・ゼニア氏は、日本市場について「売上高は横ばいの状況ですが、1990年代のバブル後遺症をつぶさに見てきたので、多少の減速に驚きはありません。ただ、消費者の高級ブランド離れが起きているようなので、市場調査の必要性を感じています」と語っています。

(参考資料:2008421 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 8日 (日)

ピンチの時こそチャンスなり

イタリア高級ブランドゼニアのCEOエルメネジルド・ゼニア氏は、「消費失速、ユーロ高という逆風下でこそ、ブランドの真価が問われます。ブランド確立に向けて先行投資をする時期と考え、5年間で中型都市に10店ほどの路面店を出す予定です。」と語っています。

(参考資料:2008421 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

作務衣を着た主人の店は…

『作務衣を着た主人の店に上手い者はない』というユニークな本が出版されています。

マズイ創作ダイニング増殖の裏事情…と銘打ったこの本による「ひとつの道を極めることができなかった料理人が、作った料理をジャンル分けできずに体よくオリジナル料理として、出しているケースが殆ど」という指摘はなかなか鋭いです。

でもまあ、作務衣を着ている店が必ずしも美味しくないという訳ではないとは思いますけど…

(参考資料:2008118 日刊ゲンダイ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 7日 (土)

とらや工房

とらやは、静岡県の御殿場に、広大な庭園を備えた店舗を『とらや工房』を運営しています。

ただ商品を売るだけではなく、伝統を引き継ぐ方向性を示したそんな場所だそうです。

個人的には、とらやの羊羹は重くて好きではないのですが、伝統と革新という相反する姿に挑戦する姿勢は素晴らしいですね。

(参考資料:2008312 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 6日 (金)

山手線に可動式ホーム柵

JR東日本は、可動式ホーム柵を山手線の全駅ホームに設置する方針を決め、2017年までに全駅に設置して転落事故の減少を目指します。

やや遅すぎた感もありますが、間違いなく一歩前進です。鉄道会社は、今まで以上に安全面を重視する必要があるはずでしょう。

(参考資料:2008419 フジサンケイビジネスアイ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 5日 (木)

売れる食品スーパーの工夫 ④

消費者と直接向き合う各店舗において、『ライフ』や『サミット』のような細かい工夫を施すことが、低迷する市場で勝ち残るヒントになるのもしれません。となると…勝ち残るスーパーとなるために必要なのは、知恵なのかも?しれませんね。

(参考資料:2008414 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 4日 (水)

売れる食品スーパーの工夫 ③

『サミット』では、商品を目立たせる工夫をしています。入口から見えるところに鮮魚売場と加工場を一体にしたブースを設置し、刺身と切り身を目立たせます。

また、クロスMDでのメニュー提案にも力を入れています。ブース内に店員を常駐させ、対面で商品の説明や加工を請け負います。さらに、ブースに液晶テレビを設置して、仕入の様子を画面で見せます。仕入担当者が市場で旬の魚を仕入れる様子を映し出すことで、買い物客の関心を惹き付けるのです。

(参考資料:2008414 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 3日 (火)

売れる食品スーパーの工夫 ②

クロスMDを多用『 ライフ経堂店 で行われている試みとして、“目新しさの提供”“旬を捉えた商品展開の多様”があります。

“目新しさの提供”の一例としては、春雨の炒め物 『 チャプチェ 』 を発売して、いち早くヒットさせています。

“旬を捉えた商品展開の多様”として展開例は「手作り回帰」です。鶏肉と片栗粉、ウィンナーとコンソメスープ…といったメニュー提案も兼ねたクロスMDを行い、見事に成功しています。

(参考資料:2008414 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 2日 (月)

売れる食品スーパーの工夫 ①

スーパー勝ち組の一角を占める『 ライフ  の経堂店では、客層や志向など地域特性に合った商品の売り出し方とメーカー品と食材を組み合わせて売り出すクロスMDを多用しています。

例えば、炊き込みご飯を重点的に売り出す時は、一緒に生タケノコとキノコご飯の素を同一の売り場で売る…という風に。

そして、その際のポイントは“商品を目立たせる”、“メニューを提案する”です。まずは、割安感、品揃え、鮮度、ボリューム感といった要素を自分なりに抽出し、そのイメージを満たすような展開を考えます。次に、主食やオカズの組み合わせのイメージを持たせ、判然と並べただけの商品との違いを打ち出す…というわけです

(参考資料:2008414 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 1日 (日)

えっ、値下げ?

イタリアの有名ブランド『フェラガモ』が、63日から婦人用のバックや靴など主要15品目を平均15%前後値下げします。

この日本限定の値下げは、原材料高で競合ブランドが値上げするなか、逆張りの値下げで消費を刺激する試みです。さて、いかなる結果になるのか?…楽しみです。

(参考資料:2008531 日本経済新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »