考える社員
大丸の高収益を支えるのは、社員が主体性に学ぶ姿勢(考える社員)です。2004年度にスタートした「キャリア自律宣言」は、社員はなりたい自分に向けて主体的かつ自発的に自分磨きを行うと宣言し、会社はこれを支援するという制度です。
230講座が用意されている大丸キャリアサポートセンターが、この自分磨きを支えているのです。講座の中には、就業扱いにならないもの、費用が1万円以上かかるものがありますが、社員1/3の1000人が受講する人気ぶりです。
労使で社員の自分磨きを支援する、若手も議論できる力を養成するを目指す、休日返上・自腹もいとわわない向上心…こうした要素が上手く噛み合って、他社では考えられない自律した社員が次々と誕生しています。なかには、新井田剛さんのように、経営博士を取得し、大学での講義を受け持つ人までいるのです。
(参考資料:2008年6月16日 日本経済新聞)
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