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2008年8月

2008年8月31日 (日)

破綻の理由

安さを武器にシニア層の人気を集めて急成長した会員制リゾート施設運営のパルアクティブが、負債総額45億円で、5月に民事再生法の申請をしました。

斉藤幹夫会長による放漫経営が破綻の原因と言われますが、斉藤会長をよく知る公認会計士によると、会長は「いい顔をしたがる人だった」だったそうです。

この会計士は、続けて、拡大路線を捨てきれなかった理由をこう説明しました。「世間にもいい顔をしたいし、会員にも社員にもいい顔したい。だから拡大路線が捨てられず、みんなに気前良く振舞って自滅した。そういう経営者が、結局は一番、人様に迷惑ほかけるものなのですがね。」

まさに、非常に分かりやすい話ですね。

(参考資料:日経ベンチャー20087月号)

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2008年8月30日 (土)

経営者の資質 ②

イレギュラーズアンドパートナーズの山本一郎氏は、経営者の本心をこう語ります。

「気力や意欲が大事と言っても、経営者も人間であるから、なかなか続かない。何か億劫で手に付かない、面倒くさい、部下任せでいいやといった精神的な“萎え”はたびたび訪れ、そんな時に限って合理的な行動が取れなくなってしまう。このどうしても定期的に訪れる精神的な“萎え”をどうにかこうにかやり過ごす気力、意欲がやっぱり経営者には必要なのだ」

(参考資料:日経ベンチャー20087月号)

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2008年8月29日 (金)

経営者の資質 ①

イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役の山本一郎氏は、経営者にとって最も大事な資質についてこう言います。

「経営者に必要な資質はいろいろある。判断力、先見性、人間力、説得力、様々あるけれど、何よりも大事なのは、苦しい状況に立ち向かう気力や意欲だと私は思っている」

(参考資料:日経ベンチャー20087月号)

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2008年8月28日 (木)

オンラインゲームで申告漏れ増加

市場規模が1015億円と言われるオンラインゲームですが、申告漏れが増加しています。

特に、RMT(仮想と現実通貨の交換)仲介市場は規模が150億円ですが、その殆どが申告されていないと言われています。

(参考資料:2008725 日刊ゲンダイ)

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2008年8月27日 (水)

電子マネーはコンビニ

調査によりますと、電子マネー&おサイフケータイを導入した企業は、コンビニでは73.3%、スーパーでは21.2% ( 全国規模スーパー44.4%、地方スーパー17.2% ) となりました。やはり、電子マネー普及については、コンビニに一日の長があるようですね。ただ、コンビニによって使える電子マネーが違うというのがとても不便です。ここは小異を捨て、コンビニ業界で統一して欲しいです … ねっ、セブンさん!

(参考資料:2008713 日経MJ)

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2008年8月26日 (火)

主婦のコインランドリー ②

コインランドリーを利用する主婦が増えたことで新しいビジネスも登場しています。

その一つが選択代行サービスです。東京・渋谷の『アピッシュ』は、顧客から受け取った洗濯物をコインランドリーで洗い、たたんで顧客に返します。たったコレだけのサービスですが、子育て中の主婦の支持を受け、2008年度に入ってからの月間平均売上は2005年度と比べて2.5倍に伸びています。

(参考資料:2008817 日本経済新聞)

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2008年8月25日 (月)

主婦のコインランドリー ①

単身者の利用が多かったコインランドリーですが、最近では、まとめ洗いや毛布の大物洗いをするために利用する主婦が増加しています。景気が悪化するなか、節約ためにクリーニング代わりに利用するケースも増えてきています。

そんな動きを後押しするのが、コラボ店舗(併設店)の増加です。スーパーやコンビニなどに沈設する併設店は2005年度では前年比11%も増加しています。

コインランドリーは殆どの業種と競合することがないので、併設店は、遊休地活用と集客効果が期待でき、同業他社との差別化を図ることができるのです。

(参考資料:2008817 日本経済新聞)

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2008年8月24日 (日)

2つのエコ ②

エコノミーとエコロジーを背景に、新しいビジネスが登場しています。

環境に優しく、健康にも良いと、にわかに注目を集めるのが自転車です。

今年16月の出荷台数は、前年同期比11%増ですが、出荷金額ベースでは20%にまで増加率が高まっています。これは、スポーツタイプの販売数のうち3割近くが10万円以上する製品であることからもよく分かります。

また、ヘルメット大手の『オージーケーカブト』では、自転車用ヘルメットの売上が30%近く伸びています。環境、節約という2つのエコを意識しながらも、カッコよくという意識が、高級品の売れ行きを後押していると言えるのでしょう。

(参考資料:2008816 日本経済新聞)

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2008年8月23日 (土)

2つのエコ ①

エコノミーエコロジーを背景に、新しいビジネスが登場しています。

山形県寒河江市の寒河江自動車学校が2006年から始めた「エコドライブ講習」の人気が高まっています。3時間で12000円の講習で、燃費の良い運転のための技術を学ぶことができます。

自動車が欠かせない地方の暮らしを考えると、ガソリン代を減らせる講習は十分に見合う内容です。

また、テクトムが販売する「燃費マネージャー」がジワジワと売れています。価格が35000円ということもあり、主カーマニア向けの商品でしたが、最近は一般ドライバーの購入が目立ち、年に5000台が売れています。

(参考資料:2008816 日本経済新聞)

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2008年8月22日 (金)

給油所に淘汰の波

全国に44000店ある給油所ですが、この10年で1/4が姿を消し、残った給油所も7割が赤字と言われています。

206月の国内ガソリン販売量は前年同月比8.9%減となり、値下げ競争が激化しました。自分で自分の首を絞めるような値下げ競争は、元売り会社が補填する事後調整という慣習により給油所に利益重視の姿勢が育たなかったことが背景にあります。現在、事後調整は大半が姿を消し、元売り会社にも給油所を手厚く支援する余裕はなくなりました。

こうした状況で、ある元売り会社幹部は、原油高で給油所の淘汰が進んで、近い将来2万店にまだ半減するとの予想もしています。

販売競争は消費者に恩恵をもたらします。しかし、給油所の淘汰が進み過ぎることで、生活インフラに支障が出かねません。採算確保と安定供給をどう両立するか?業界の悩みも深まりそうです。

(参考資料:200889 日本経済新聞)

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2008年8月21日 (木)

さび抜きでいこう

くら寿司は、廃棄ロスと人件費削減のため、全店でさび抜きの寿司を提供することにしました。

ワサビはテーブルに設置し、「食べる直前につけた方が美味しく食べれますよ」という告知文をつけて、理解を求めます。

(参考資料:2008822 日経MJ)

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2008年8月20日 (水)

動かぬ夏 ② 細るカネ

この一年で、個人マネーは価格変動リスクの伴う金融商品に流れ難くなり、市場の景色は一変しました。株式、投資信託はともに振るわず、マネーは低リスクの金融商品に流れ込みました

7月末の定期預金残高は都市銀行・地方銀行合計で前年より4.6%増えています。

(参考資料:2008816 日本経済新聞)

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2008年8月19日 (火)

動かぬ夏 ① こもるヒト

この夏休みの風景は、一年前とは激変しています。日本経済には逆風が吹きつけ、ヒト・モノ・カネの流れは停滞色を強めています。

ガソリン高で帰省を控えている人が増え、お盆休みの高速道路の渋滞が例年より少なくなっています。そんな中、人気を集めているのが電車で気軽に行ける駅前レジャー施設です。

東京『としまえん』の7月の入場者数は前年の7割増の145000人となり、敷地内のプール利用者は2倍に増えました。

近場の娯楽として、カラオケボックスに足を運ぶ人も多くなりました。『シダックス』の7月の客数は前年の約2%増、8月になっても前年を上回る客数です。

また、自宅でゆっくり過ごす人も目立っています。人気なのが、家族のホットケーキ作りで、『森永製粉』のケーキ粉の月刊売上高は前年比二桁増と好調です。

(参考資料:2008816 日本経済新聞)

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2008年8月18日 (月)

先読みビジネス天気 ② 自動車

北米での販売不振、国内における若者層のクルマ離れ、原材料の高騰といった厳しい経営環境がジワジワと自動車メーカーの収益を悪化しています。

しかも、北米、欧州、日本等の先進国市場では、この販売不振の長期化は避けられないと言われています。

となると、今後の収益のカギは、ポストBRICs等の新興国市場の成長をどれだけ取り込めるか?にかかってくると予想されます。

(参考資料:2008813 日本経済新聞)

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2008年8月17日 (日)

先読みビジネス天気 ① 食品スーパー

スーパーにおける食品部門の6月既存店売上は、前年同月と比べて2.4%増と健闘しています。追い風となっているのは、外食を避けて家で調理して食事する内食志向です。この需要を取り込もうと、スーパー各社は一斉にPB商品の品揃えを充実させています。

また、ガソリン高を背景に、徒歩等で行ける気軽さも見直され、大型店でまとめ買いしていた消費者がシフトしています。

ただ、好調さがいつまで持続するのか読み難く、7月に入ってから買上点数が落ち込み始めるといった変化の兆しも出てきており、先行きの不透明感は強まるばかりです。

(参考資料:2008814 日本経済新聞)

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2008年8月16日 (土)

資源高で商社好調

大手総合商社の200846月決算が出揃いました。原油や鉄鉱石などの資源高で関連事業の収益が拡大し、三菱商事など3社が前年同期比で純利益が増えました。

夏以降の懸念材料は新興国のインフレなど世界経済の失速と株安です。三菱商事も「今後何が起こってもおかしくない」と慎重な姿勢を取っています。

(参考資料:200885 日本経済新聞)

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2008年8月15日 (金)

調剤再編にセブン登場

医薬品販売の再編の舞台にセブン&アイホールディングスが上がりました。

セブン&アイは、調剤最大手のアインファーマシーズと資本・業務提携し、アインに7.8%出資します。医薬分業の流れに乗り、急成長した調剤薬局チェーンも成長スピードは鈍化の傾向にあります。両者はコンビニと調剤薬局の共同出店ななどで新たなビジネスモデルの創出を目指します。イオンや商社が主導する調剤薬局の再編はセブンが名乗りを上げたことで一気に加速しそうという見方が強まっています。(参考資料:200888 日経MJ)

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2008年8月14日 (木)

エコで集客

東京・世田谷の烏山駅前通り商店街の集客策はエコです。

20066月に、買い物だけでなく、清掃や花の植え替え、レジ袋辞退にもポイントを与える運動を始めました。そして、今ではポイント対応のICカードの発行枚数は24000枚に達し、準備は整いました。

地域ともに商店街が再生するモデルケースとなるか?…今後の展開に注目です。

(参考資料:2008723 日本経済新聞)

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2008年8月13日 (水)

巣ごもり消費 ④

アメリカでは、自宅近辺で過ごす休暇を意味するステイケーションが流行していますが、日本でも同じスタイルの休暇の過ごし方が登場しています。

マンダリンオリエンタル東京の宿泊パックは、室内に45型テレビやホームシアターを備え付け、五輪を楽しむ趣向で人気を集めているのです。

(参考資料:2008810 日本経済新聞)

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2008年8月12日 (火)

巣ごもり消費 ③

ガソリン価格の高騰により、地方でも電車通勤に切り替える人が増えています。「ガソリン購入量が半分に減り、結果的に家の車も一台減らせた」という声すらあります。

また、自転車の愛好者向けにブリジストンサイクルが運営するサイトが人気を集めています。自宅から勤務地までの距離と自転車での所要時間を教えてくれる点が受け、アクセス数が急増しています。

(参考資料:2008810 日本経済新聞)

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2008年8月11日 (月)

巣ごもり消費 ②

外食を控えて、家で簡単に食事する家庭が増えています。

家電業界では、7月における多機能電子レンジの売上高が前年のほぼ倍となりました。また、女性誌の最近の定番企画が「家族で楽しめる節約術」だったり、親が子供と一緒に太巻きやパスタを調理できる玩具の売れ行きが好調だったりもします。

消費の主流は明らかに外から内に向いています。この流れがホンモノとなると、家族のあり方も変わってくる(核家族から運面共同体へ)かもしれませんが、さて?どうなることやら。

(参考資料:20088月10 日本経済新聞)

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2008年8月10日 (日)

巣ごもり消費 ①

ガソリンや食品値上げが人々の暮らしを変え始めました。家計は生活防衛色を強め、交通費などの出費を抑えながら『巣ごもり消費』で身構えています。

第一次石油危機では物価上昇を上回るペースで賃金が伸びた一方で企業の利潤が削られましたが、今回の物価高騰では賃金が上がらず、「価格転嫁を進められない企業と家計が負担を分かち合っている」状態です。また、人口減による国内需要の減退という問題もあり、企業(そして家計)は環境変化の対応を求められています。

(参考資料:20088月10日 日本経済新聞)

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2008年8月 9日 (土)

ピンチをチャンスに

8日から北京五輪が開幕しました。時差が少ない隣国での開催のため、自宅で観戦する人が増えて閑古鳥が鳴くのでは?と危機感を強める居酒屋チェーンでは、店内に大画面テレビを設置して中継を放映したり、割引サービスを実施するなどの集客に知恵と工夫を凝らしています。

ワタミのように、五輪をむしろ商機と位置づけて積極的な集客作戦で前年同期比10%の売上増を目指しているチェーンもあるのです。

(参考資料:200889 フジサンケイビジネスアイ)

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2008年8月 8日 (金)

屋形船に新潮流

夏の風物詩である「屋形船」ですが、従来にはないメニュー(無煙ロースターの焼肉、高級フレンチ)を導入したり、遊び心を持たせた豪華な造りの船(葛飾北斎をモチーフにしたデザイン)を導入したりと多彩な工夫が凝らされるようになってきました。

この屋形船の変化は、団体客の利用が減る傾向にあるという危機感の一つです。独自の特徴を打ち出して自分の船を選んでもらおうという動きは…陸の飲食店と何ら変わらないのです。

(参考資料:200888 日経MJ)

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2008年8月 7日 (木)

石油元売りが上方修正へ

731日に、石油元売り3社が、今期の連結業績見通しを揃って上方修正しました。これは、原油在庫方法として総平均法を採用しているため、原油高に伴って期初の割安な在庫による利益のかさ上げが膨らむためです。

とはいえ、この会計上の要因を除くと、収益は厳しいと言えます。

実際、新日本石油も石油化学部門が原料高で経常赤字に転落する見通しです。しかも、7月以降、ガソリン販売量の落ち込みも目立つこともあり、油断はできません。

(参考資料:200881 日本経済新聞)

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2008年8月 6日 (水)

会計方法で明暗

石油元売りの6月中間連結決算が発表されましたが、原油の在庫評価方法により、明暗が分かれました。昭和シェル石油は純利益が前期比86%増の390億円となったのに対して、東燃ゼネラル石油の純利益は65%減の59億円となったのです。

昭和シェル石油は、在庫評価方法として総平均法を採用しています。このため、期中に原油価格が上昇したことによって、期首の格安な在庫による利益のかさ上げ効果を享受できました。

東燃ゼネラルは後入れ先出し法を採用しています。そのため、売上原価が時価に近くなって在庫評価益が発生し難くなったわけです。

業績で明暗を分けた両者ですが、実質ベースでは厳しい利益状況であることらは違いありません。

(参考資料:2008726 日本経済新聞)

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2008年8月 5日 (火)

逆境に隠れた勝機

衣料品の春夏商戦、勝者となったのは、ユニクロと良品計画でした。

共通しているのは、機能性や素材を重視し、どんな場面でも着られる商品提案に力を入れた点です。が、見逃してはならないのは、積極的に販促をかけ、買い手の背中を押したことです。萎縮する消費者心理に歩調を合わせて商品を作るだけでは縮小均衡の罠に落ちる。局面の変化こそ、勝負どころなのかもしれませんね。

(参考資料:20088月1 日経産業新聞)

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2008年8月 4日 (月)

ファミレスの耐用年数

すかいらーくのお家騒動はファミレス業界の苦悩を象徴しているとも言えます。加えて、他社も苦戦が続き、「内部要因なのか、ガソリン高の影響なのか、何が原因なのか分からない」と関係者が洩らす有様です。

この根底には、消費者の深刻なファミレス離れがあります。日経の調査によると、利用回数が減った人は回答者の39%をしめ、増えた人のほぼ2倍に達しています。現時点では、明確な立て直し策はなく、今後は縮む一方のファミレス需要の争奪戦が激化しそうです。

ひょっとすると、業態としての耐用年数が迫っているのかも?と思わざるを得ません。

(参考資料:200881 日経MJ)

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2008年8月 3日 (日)

接客の距離感

ポールスチュアートの低迷する売場を一人で復活させた三陽商会の鈴木象司さんの考える最良の接客法は、「 個々のお客さんとの距離感を合わせること 」 です。具体的に言うと、「 初めてのお客さんも常連さんも同じ扱いをする 」 ということです。

意外かもしれませんが、常連客は売上の3割をしめるに過ぎず、残る7割は常連ではないお客さんであるというデータからも、この接客法の正しさは裏付けられているのです。

鈴木さんは、「 顔は知っているが名前は知らない状態のお客さんがたくさんいる店が最も雰囲気が良い 」 と強調します。こうすれば 「 店員がしつこい 」 という悩みとも無縁なわけです。

(参考資料:200881 日経MJ)

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2008年8月 2日 (土)

パレットタウンが消える?

お台場を代表する施設の一つである「パレットタウン」は2年後の2010年に撤去される見通しです。10年間の賃貸期間が切れ、地主の東京都に返還される為ですが、大観覧車やショッピングセンターといった臨海副都心の顔がわすが10年で姿を消し、更地になってしまうのは残念でなりまぜん。

同じように、「大江戸温泉物語」は2013年、「東京ベイウェディングビレッジ」は2012年に契約期限を迎えます。

企業の出店意欲がどん底だった1990年代後半に、極めて廉価(1㎡当たり月830850円)で貸し出したことが功を奏したのですが、今となっては、痛し痒しといった形になってしまいました。

(参考資料:200882 日本経済新聞)

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2008年8月 1日 (金)

顧客の声をもらさず改善

中部国際空港は顧客満足度の評価で世界一の称号(中規模空港部門)を開業から3年連続で獲得しています。

世界一の秘訣は、利用者の要望や苦情、問い合わせを細大もらさず業務改善につなげるシステムを構築していることにあります。例えば、要望を寄せた利用者に対しては、二営業日以内に「要望に沿うように改善方法を考えたい」「物理的に難しい」などと回答するのが社内ルールを設けて、苦情を放置しないようにしています。

また、海外出張に行く社員には、利用した空港と中部国際空港との違いなどをA4一枚の用紙に記入することが義務づけられ、すでに習慣のようになっています。

(参考資料:2008729 日経産業新聞)

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