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2008年8月31日 (日)

破綻の理由

安さを武器にシニア層の人気を集めて急成長した会員制リゾート施設運営のパルアクティブが、負債総額45億円で、5月に民事再生法の申請をしました。

斉藤幹夫会長による放漫経営が破綻の原因と言われますが、斉藤会長をよく知る公認会計士によると、会長は「いい顔をしたがる人だった」だったそうです。

この会計士は、続けて、拡大路線を捨てきれなかった理由をこう説明しました。「世間にもいい顔をしたいし、会員にも社員にもいい顔したい。だから拡大路線が捨てられず、みんなに気前良く振舞って自滅した。そういう経営者が、結局は一番、人様に迷惑ほかけるものなのですがね。」

まさに、非常に分かりやすい話ですね。

(参考資料:日経ベンチャー20087月号)

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