石油元売りが上方修正へ
7月31日に、石油元売り3社が、今期の連結業績見通しを揃って上方修正しました。これは、原油在庫方法として総平均法を採用しているため、原油高に伴って期初の割安な在庫による利益のかさ上げが膨らむためです。
とはいえ、この会計上の要因を除くと、収益は厳しいと言えます。
実際、新日本石油も石油化学部門が原料高で経常赤字に転落する見通しです。しかも、7月以降、ガソリン販売量の落ち込みも目立つこともあり、油断はできません。
(参考資料:2008年8月1日 日本経済新聞)
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