できる社長は真似が上手い ② 勝ち組をマークする
北陸・東海地区でドラックストアを展開する『ゲンキー』の藤永賢一社長は、東京で繁盛している同業種・異業種の繁盛店のやり方を次々と真似してきましたが、人口の少ない地方都市では、都会の店の手法を単に真似してもダメでした。
そこで、藤永社長は、チェーンストアの勝ち組である『ウォルマート』の売場を真似ることにしました。日本風にアレンジしつつも、エブリデーロープライス(毎日安売り)、ローコスト経営といったウォルマート流を貫きます。
勝ち馬に乗ろうという単純な発想ではなく、業界動向を深く分析し、明確な根拠を持った上で、多くの企業の中からウォルマートを選び、まねているので、店作りの軸がぶれないようになったのです。
(参考資料:日経ベンチャー2008年7月号)
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