コンビニ復調 主婦も支える
過去10年近く続いた売上不振から脱却したコンビニですが、その理由はタスポ効果だけではなく、客層の変化も見逃せません。
割安となった日用品に目をつけた主婦や料理の手間を省きたい高齢者が足を運ぶようになり、20~30大の男性が中心だった客層がじわりじわりと変化しているのです。
以前はご飯を炊いていた高齢者が、利便性と味の良さを考えて、コンビニでおにぎりや総菜を買うケースが増えているのです。事実、セブンイレブンの2007年度の顧客のうち、50歳以上は21%で、10年前と比べて8ポイントも増加しています。
また、PB商品の投入により、割安感を持った主婦が積極的に購入しています。
ローソンは、10月既存店売上は前年よの9.4%増でしたが、このうちタスポ効果は6~7%で、それ以外の要素が2~3%あると分析しています。
(参考資料:2008年12月9日 日本経済新聞)
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