おでん種 なぜ上がる
総務省が発表した2008年10月の消費者物価指数によると、鮮魚の値段が下がっているにも関わらず、揚げかまぼこの価格は前年同月比で20.5%、ちくわも23.2%上昇しています。
この不可思議な現象は、すり身の原料に使うスケソウダラの漁獲枠が大幅に減っているのに加えて、欧州等における需要が高くなっているためなのです。
日本以外で、そんなにすり身を食べるのか?と思われますが、欧州ではカニかまが2006年に24万トンも消費されており、6年間で1.6倍に増えています。健康志向、手頃な価格が人気の秘密で、これを日本製のカニかま製造機の輸出等が後押しし、需要を喚起しているようです。
(参考資料:2008年12月7日 日本経済新聞)
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