売れない時代に売れるCD
CD市場が後退していると言われるなか、『 ラヴァーズポップ 』 というJポップのヒット曲をレゲエ調にカバーしたアルバムがよく売れています。このCDがプロを驚かすのは、① 有名でもなく、② CDショップで殆ど売れず、③ プロモーションもしていない… のにも関わらず売れていることです。人気の秘密は、このCDの9割が変り種の本屋である 「 ヴィレッジヴァンガード 」 で売れていることにあります。つまり、雑貨の一つとして売られ、それが見事に当たっているのです。
ここから導き出されることは、あまりにアーティスト中心に音楽ビジネスを考えると、購入対象層が狭まるということです。たとえ嗜好性が高い音楽というジャンルであっても、作り方と売り方次第では売れるというヒントをこの 『 ラヴァーズポップ 』 は教えてくれるのです。
(参考資料:2009年2月2日 日経MJ)
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