どっこい卸は生きている
大手スーパーが業績不振に沈むなか、中堅の食品スーパーが元気です。
内食志向の高まりが追い風と言われますが、それならば低価格PBを持つ大手スーパーにも恩恵があって良いはずです。
地方の食品スーパーが強い理由は、地域情報を熟知し、小売業に伝え、そして商品供給する地場の卸会社の存在があるからです。
50年前、 『 流通革命 』 という名の問屋中抜き論が持てはやされました。50年経った今、卸はなくなるどころか、進化しながら存在感を増しています。17期連続の増収増益を達成したヤオコーの川野会長は「 卸とは運命共同体 」 と語りますが、日本という風土・土壌を考えれば一理あるのかもしれませんね。
(参考資料:2009年5月25日 日本経済新聞)
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