餃子の王将 その強さ
王将フードサービスの快走が続いています。2008年度の既存店売上高は前年度に比べて6.9%増えましたが、驚くなかれ、客数の増加に弾みがついたのは昨年のリーマンショック以降です。消費者の節約意識の高まりと比例するように客足を伸ばし、2009年2~3月の既存店売上高は前年同月日で10%を越える伸びを記録しました。
この好調さを支えているのが、安さ・うまさ・ボリュームのバランスです。王将の客単価は850円と、ファーストフードとファミレスの中間に位置し、ファミレスから足が遠のいた客層の受け皿となった側面もあります。また、店長に味付けやメニュー設定を任せる独自の店舗運営を行っていますが、これが大きく変わる環境にも機敏に対応できたとも言えるのです。
(参考資料:2009年6月1日 日経MJ)
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