参考書売り場の異変 ②
学習参考書売り場ブームを上手く活用した例を紹介します。三省堂本店の売場担当の大杉麻美さんは、40代以上のビジネスマンから、「 日本と世界が一緒に入った年表が欲しい 」 「 平成に入ってからの表記があるものが欲しい 」 と聞かれるのに、社会人のニーズに応える商品が少ないことを残念に思っていました。そこで、文芸春秋の営業マンである江坂寛さんにこうしたビジネスマンの動きを伝えたところ、江坂さんが 「 ビジネス年表 」 の企画を編集サイドに持ちかけてくれました。その結果、6月下旬に 『 その先が読めるビジネス年表 』 の発刊にこぎつけたのです。
売り場担当者の気づきが新しい書籍のヒントとなる… これこそが売れる商品作りのポイントですよね。
(参考資料:2009年7月10日 夕刊フジ)
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