裏カシは負けない
JR柏駅周辺の古着屋やセレクトショップが集まる地域は『裏カシ』と呼ばれます。大勢の若者でにぎわう本家の『裏原』と違い、裏カシでは人の姿をありま見かけません。しかし、人はいないけれど、キチンと利益を出せる裏カシの強さの秘訣は、固定客をガッチリと掴んでいる点です。
街としてのブランド作りに成功した上に、強い個性のある店だけが生き残った裏カシは、ブームが沈静化してもビクともしない強さを身につけたわけです。
財布の紐を開いてもらうという一番難しいプロセスに力を注いだからこそ、固定客で稼ぐスタイルが確立したのかもしれません。意外とこれが地方の生きる道なのかもしれませんね。
(参考資料:週刊東洋経済2009年5月16日号 )
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