過疎地でも大丈夫
コープさっぽろは人口1万3000人の過疎地である赤平市に2009年2月に新店舗を出し、まずまずの成功を収めています。
高齢者が多く車の保有率が低いことから、買い物循環バスを運行させたのですが、そこで一工夫を凝らしました。朝一便の到着時間を開店時間の9時ではなく、隣接する病院の受付開始の午前8時30分としたのです。この店舗経営にまちづくりの発想を取り込んだやり方が見事に成功し、循環バスの運行区間を延ばして欲しいと要望が寄せられるようになったのです。
商圏が小さくても競合店がなければ、安定して事業が進められ、しかも投資額が抑えられる分、回収もしやすく、十分に商売として成り立つのです。この“どの収益レベルなら事業が維持存続できるかという発想方法”は、人口減社会におけるビジネスモデルなのかもしれません。
(参考資料:プレジデント2009年7月13日号 )
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント