ヤマダよりヤマグチ ①
東京・町田市の 『 ヤマグチ 』 はパナソニック製品を扱う零細小売他店ですが、大手家電チェーンがひきめし合う激戦区で戦い続け、その独自の強さを誇ります。その強さとは近隣の量販店より高いヤマグチの商品を買う固定客の存在です。彼らは 「 ヤマグチさんなら、その値段でいい 」 と価格差を気にすることなく購入してくれるのです。その結果、粗利益率は38%と、業界トップのヤマダ電機の25%を遥かに凌ぎます。
山口勉社長は 「 好況だろうと不況だろうと、顧客の欲しいという気持ちは、ある日突然起こるもの。そのお客様が欲しがる瞬間を見逃さなければ、こんな時代でもモノは売れる 」 と言います。
事実、ヤマグチは絶えず変化するお客さんのニーズを的確・迅速にとらえ、商機を逃さない体制を築き上げているのです。
(参考資料:日経トップリーダー 2009年6月号 )
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