好立地ならば…
丸ノ内トラストタワー本館の開業時 ( 2008年11月 ) の家賃は、何と1坪あたり7万円近くだったそうです。それが今では、2万円安の4万円台になったため、、7月時点では70%程度のテナントを確保し、2010年3月には稼働率が90%を超える見込みが立ちました。賃料さえ折り合えば、好立地のビルに対する潜在需要は根強いようです。
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丸ノ内トラストタワー本館の開業時 ( 2008年11月 ) の家賃は、何と1坪あたり7万円近くだったそうです。それが今では、2万円安の4万円台になったため、、7月時点では70%程度のテナントを確保し、2010年3月には稼働率が90%を超える見込みが立ちました。賃料さえ折り合えば、好立地のビルに対する潜在需要は根強いようです。
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東京では、200円台とか300円台の均一価格で飲んで食べられる居酒屋チェーン店やバーが増えています。
三光マーケティングフーズの『 金の蔵Jr 』 は101種の料理と73種の飲み物全てが300円(税別)です。また、鳥貴族チェーンの 『 じゃんぼ焼き鳥“鳥貴族” 』 は、全品280円という価格と、焼鳥のサイズが通常の2倍の大きさがウリです。
(参考資料:2009年7月日 夕刊フジ)
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ジャパネットたかたの基本姿勢は、「お客様のがっかりをゼロにすることはできない。しかし、がっかりしている時間を少しでも短くすることはできるばす」 です。
その日のクレームは必ずその日のうちに解決しようと心がけているだけでなく、どんな小さな問題でも、2人のお客様から同じ苦情が届いたら、その時点から重大な問題が発生したと考えて、全社的な対応に切り替えます。そんな積み重ねの一つ一つがお客様の信頼につながっているのです。(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田社長は、「サービスの質を高めることは、お客様のがっかりしたという声を聞き逃さないことだと思います。」と主張します。
その理由を、高田社長は、「お褒めの言葉は言いやすく、私たちの耳に入りやすいです。しかし、反対の良くなかったという気持ちを伝えるのはお客様にとって難しく、なかなか言っていたたくことができません。だからこそ、そうした聞こえにくい声をしっかりと拾い、商品選びやサービスに生かすことが大切ではないかと思うのです。」と説明しますが、これは全くもって、その通りなのですが、殆どの組織ができていないことなのです。
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、「まだ十分にできていないところが会社にあるから、それをパーフェクトに近づけたい。そういう集団の組織体をつくったときに、初めてジャバネットたかたは本当に独立した会社でいける。だから、そのために一生懸命走っているんですね。」 と言います。
松下電器産業の副社長だった戸田一雄氏は「松下幸之助氏亡き後、パナソニックは高田社長に学んだ」と語っていましたが、そのニュアンスが何となく分かる気がします。
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、社員教育について、こう考えています。
「 課題を自分で探す人間がたくさん出てこないと、会社の競争力は高まらないと思います。」
「 社員は作業と仕事の差が分からない。だから、社員教育で質を高めていく。 」
「 私は自分の発想法とか、そういうものを移植したいんです。要らんおせっかいだと言われるけど」
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、「 私はポジティブなんですね。後ろを振りむかない。与えられた現状を受け止める。」 と言います。この点は、世間の思っている高田社長像に近いかもしれませんね。
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、「 売れない時には、売れない理由を探してしまう。でも、それより、売れる方法を考える。自分のなかに“やろう”とするものを持たないとダメです。絶対に。」 と考え、『 できない 』 『 待った 』 を認めません。
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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今年4~6月に金融機関が金利などの条件を緩和した中小企業向け貸し出しのうち、半分が不良債権扱いを受けずに済んでいることが分かりました。これは金融検査マニュアルの改訂による査定基準緩和の効果が続いていることを示しています。
(参考資料:2009年9月22日 日本経済新聞)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、「 数字ほど明確に課題を与えてくれるものはありません。お客様の思いをすべて表します。今の瞬間の数字がリアルにお客様の声を反映している。それをベースに、じゃあ、こうしようと考える。…数字が動いたときに課題が見えるんです。」 と言います。一般的に、数字は単なる数字と思われがちですが、真剣に取り組めば、進むべき道を教えてくれるがことを高田社長は分かっているのだと思います。
ただ、「でも、もう一つ言ったら、やってみないと分からないですよ。だから、売れた、売れなかったという結果を放置しちゃいけないんです。」と付き加えるところは、『 99%論理で1%は直感 』 を主張する高田社長らしいです。
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、「 過去は振り返るけれど、参考程度です。未来派あまり先を見ない。とにかく今やっていることに最善を尽くす、今達成する。そうすると、未来がすぐ今になっています 」と考え、そして実行しています。
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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ジャパネットたかたの高田明社長は、99%の論理と1%の直感で、お客様の「今の思いに応える経営を目指します。ここでは、その極意6か条を紹介します。
① 今やっていることに最善を尽くす
② お客様の思いは数字がすべて表す
③ できない、待ったは認めない
④ 与えられた現状を受け止める
⑤ 自分の発想法を若い人に移植したい
⑥ 本当に独立して行ける集団にしたい
(参考資料:日経ベンチャー2009年2月号)
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新政権には、経済対策を継続して欲しい。麻生政権は色々と批判されたが、中小企業支援策はキチンと実施していた。30兆円の信用保証枠を設けた結果、資金繰りに一息つけたという中小企業も多い。エコカー減税も自動車部品メーカーには大きな助けとなった。
(参考資料:2009年9月19日 日本経済新聞)
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基準地価と公示地価は、ともに土地取引の目安となりますが、公示地価が都市部の比重が高いのに対して、基準地価は地方部の調査地点が多い点が異なります。
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富裕層を惹きつけた街、青山、そして若者を引き込んだ街、原宿。しかし、ここにきて、明暗が分かれてきました。
原宿に人気の低価格衣料店が競って出店したのに対して、青山では高級ブランド店が相次いで撤退しています。
この背景には、衣料品店の主役交代があります。高級ブランドが戦線を縮小しているのに対して、低価格のファストファッションは店を広げています。そして、ファストファッション店にとっては、青山より原宿のほうが魅力的なのです。
商業地における主役が低価格店に移ったことを象徴する青山と原宿の明暗でした。
(参考資料:2009年9月18日 日経MJ)
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敷居も高く、価格も高い高級ホテルですが、バーにエステにショッピングに食と、何でも揃った『一種の街 』 と考えれば、抵抗が和らぐかもしれません。
つまり、宿泊だけでない総合力が高級ホテルの底力なのです。ですから、言い方を代えれば、この価値観を利用者に納得してもらえば、不況も怖くないはずです。
でも…実現化するのは難しいかな?
(参考資料:2009年8月15日 日本経済新聞)
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東京都における基準地価は、全用途で前年比9.4%下落となりました。
景気悪化を背景に住宅地は8.7%、商業地は10.8%下がりましたが、都心部や西部の区では特に下落幅が大きかったです。
ただ、三井不動産販売の調べによると、7月の区部の住宅地のうち58ヶ所のうち、10ヶ所で価格が4月と比べて上昇し、底入れの兆しが見られたとも言われています。
(参考資料:2009年9月18日 日本経済新聞)
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地方圏と大都市圏で、地価下落の要因は、大きく異なります。
地方都市では、人口減少が地価下落の最も大きな要因となっています。このため、地域経済の活性化策などで人口が増えないならば、地価下落は当分続くと思われます。
これに対して、三大都市圏の下落は、不動産投資の減少が要因と言われます。だとすると、調整局面を経て、地価下落はおのずと沈静化すると考えられます。
(参考資料:2009年9月18日 日経産業新聞)
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9月17日に発表された基準地価では、3大都市圏が4年ぶりに下落に転じました。しかし、東京都心ではオフィス空室率の上昇に歯止めがかかり、今が底値とみた外資系が物件を取得し始めています。
(参考資料:2009年9月18日 日経産業新聞)
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2009年の基準地価が公表されました。全国の全用途平均で前年比4.4%下落し、下げ幅は3.2ポイント拡大しました。昨秋以降の金融危機をキッカケに不動産の資金流入が減少した影響は大きく、全国的な地価下落基調が鮮明化しています。
また、商業地についても5.9%の下落でした。都心の一等地では、高級店に代わって低価格店が相次いで出店しており、街の顔の交代が見られています。
(参考資料:2009年9月18日 日経産業新聞他)
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東京・江戸川区の高齢者の健康増進施設『くつろぎの家』内に、一度に30人が利用できる足湯がオープンしました。これは、東京23区で初の公営の足湯で、誰でも利用することが出来ます。周辺には、公園があることから、運動を楽しむ地域住民の利用を見込んでいます。(参考資料:2009年8月6日 日本経済新聞)
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我々経営者は政府に対して、企業を守って欲しいなどとはもちろん思っていない。望むのは、海外の企業と競争する上で、同じ土俵に立たせてもらいたいということだけだ。国際競争力を削ぐ施策は見直すべきだ。今のままでは、日本企業は土俵に上がる前に負けてしまう。
(参考資料:2009年9月17日 日本経済新聞)
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最近、20~30代の若い男性の間で和菓子が人気を集めています。
人気の理由としては、味が分かる安定感、洋菓子にはない新鮮さ、健康志向に合った低カロリー、伝統や季節結びついた限定感が考えられます。
また最近では、小中学校で和菓子教室が広まっており、次世代に向けた人気獲得策も順調のようです。
(参考資料:2009年8月2日 日本経済新聞)
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一物四価と言われる地価ですが、最近は 「 路線価が使い易い 」 という声が聞かれます。
調停委員である藤原修一氏は 「 路線価は、土地の時価水準をかなりの程度示しているのに加え、動きも比較的安定しており、調停に使いやすい 」 と語ります。事実、 「 路線価を基に評価を決めたらどうか 」 という一言で、遺産の土地分割を巡るトラブルが解決するケースが目立つそうです。また、評価地点が多いという路線価の特徴を活かし、路線価を土地評価の出発点に利用する専門家も増えています。路線価を0.8で割ると公示価格になり、さらに0.9で割ると時価に近くなる ので、土地売買やマイホームの価値把握の際の時価の推定材料とできます。これにプラスして、不動産業者や不動産鑑定士の意見を聞くとさらに精度が上がりますので、十分な活用をおススメいたします。
(参考資料:2009年8月2日 日本経済新聞)
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公表される地価には、路線価、公示地価、固定資産税評価、基準地価の4つがあります。
路線価は時価を殆ど反映していないと言われていましたが、現在においては、「 時価、公示地価、路線価の間にそれほど大きな乖離はない 」 と見られています。
① 路線価 ( 国税庁・7月)
全国37万地点を不動産鑑定士ら専門家の判断も踏まえて評価する。
公示価格の8割程度を目安に評価している
② 公示地価 ( 国土交通省・3月 )
2万8000の標準地について、各地の不動産鑑定士が評価し、国交省土地鑑定委員会が公表する。
③ 固定資産税評価( 市町村・2~4月 )
公示地価の7割程度を目安に評価。路線価と同様に専門家の判断も踏まえる
④ 基準地価 ( 都道府県9月 )
2万4000地点を評価。公示地価の評価時点以降の取引事例も参考に各地の不動産鑑定士が評価する。
(参考資料:2009年8月2日 日本経済新聞)
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ホテル、テーマパーク、美容室、料理教室といった個人向けサービスの値下げが相次いでいます。その背景としては、家計の買う力が弱まっていることがあります。7月に完全失業率が5.7%になった上、夏のボーナスも急減し、身の回りの物に対する節約志向が鮮明になっています。
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都市部で今、農作物の直売市が盛んになっています。しかも、ここにきて、直売に懐疑的だった農水省や農協が姿勢を換えて、積極的に取り組んでいます。その結果として、農家は利益やお客さんの笑顔という形で、その努力が評価されるようになり喜びを味わうという好循環が生まれつつあります。そして、意外にも、こうした世の中の流れに取り残されているのがスーパーです。標準化や効率といったスーパーの食戦略が、果たして今の消費者心理と外れつつあるように思えます。
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北青山Dクリニックの阿保義久先生が無料で行っているオンライン相談が話題を集めています。1日数十件の相談メールに対応しますが、セカンドオピニオンとして活用する人も多くなっています。一人ひとりに丁寧な検査を…という理想の実現を目指す上でも、オンライン相談は患者ニーズ把握のための有効手段となりつつあります。多くの人が健康について気軽に相談できる場所を求めている以上、こうしたサービスのニーズはますます増すと予想されます。http://www.varixlaser.com/doctor/
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最近、映画館で歌舞伎や新劇を撮影し編集した作品( ODS )を上映するケースが増えています。
これは、シネコンが増え過ぎため、差別化のために映画以外の作品に飛びついたのです。また、劇団サイドとしても、映像作品の公開は新規ファンの役立つというメリットがあります。
つまり、ODSは過当競争に臨むシネコンの切り札なのですが、映像を提供する劇団や、観客にとっても魅力的で、さらに増える勢いというわけです。
(参考資料:2009年7月19日 日本経済新聞)
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ユニクロでは店長の残業を減らす取り組みに挑戦し、成果を挙げています。その秘密は、店長が副店長やスタッフに仕事を任せる仕組みを作り、自分自身の仕事に集中できる環境を作っているからです。別の言い方をすると、店長でなければ出来ない仕事とそうでない仕事を明確に分けられているのです。
そして、店長の残業が短縮されたことで、女性店長が増え、女性社員の活躍に結実しています。
(参考資料:2009年9月4日 日経産業新聞)
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進行外食産業は、他社が撤退した店舗をほぼそのまま使う 居抜き による出店を増やしています。エムグランドは今年、居抜きによる出店を25~30店舗予定していますが、物件仲介料などを含めた初期投資は2000万円弱で、新規に開発した場合と比べると、5分の1程度で済むそうです。
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日本におけるバブル景気は1986~1991年でした。1985年のプラザ合意を受けて円高になったことに懸念を覚えた日銀が公定歩合を引き下げた結果、世の中にお金があぶれ、土地や株への投資熱が高まったことにより、バブルが発生していきました。日経平均株価が3万8915円の最高値をつけた1989年がその絶頂期でもありました。1989年に公定歩合が上がり、1990年に総量規制が実施され、地価や株価は下がり始めました。1997年に山一證券、1998年に長銀、日債銀が国有化され、日本国民は金融危機を現実のモノとして捉えるようになったのでした。
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渋谷に7月に開業した飲食店 『 エルカフェ 』 は、午前0時以降は男子禁制となるため、終電に乗り遅れた女性たちが始発まで時間をつぶそうと集まってきます。男性の視線がないから、どんな話もできるし、安心して酔えるそうです。値段は安くはありません ( 席料として飲食代の15% ) が、それでもタクシーで帰るよりはお得と言います。また、化粧品や飲料などの試供品が手に入る点も人気の秘訣です。
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京王電鉄の運営する『京王ほっとネットワーク 』 が、京王線と井の頭線沿線を対象に行っている生活支援サービスが好評です。サービスは、京王ストアで買った商品を自宅まで運ぶ 「 宅配 」、網戸や障子の張替え・不用品の処分といった 「 住まいのサポート 」 、水周りの清掃・部屋の片付けなどの 「 家事代行 」 の三つです。
収益を事業ではありませんが、京王電鉄は、自前の生活支援サービスを行うことで、沿線の利便性を高め、将来にむけた住民確保を狙っています。今後の戦略としては、電車内や駅広告を利用した住民の認知アップが必要になってきそうです。
(参考資料:2009年3月30日 日経MJ)
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元ホテルマンにして、アウディのトップセールスを誇る鬼頭さんは「結果が出ない時はやっぱり焦る。でも、決して顔に出してはいけない」と言います。接客のプロでも、扱う商品が変われば戸惑います。ホテル流の接客が通用せずに悩んだこともありましたが、原点に返ることで乗り越えました。
さらに、セールス好調の先輩の仕事ぶりを盗んで、自分の営業方法に取り入れています。ホテルマンにはない「いざという時の押しの強さ」の必要性も、日々の観察から感じ取ったノウハウです。
( 平成21年8月12日 日経産業新聞 )
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100円ショップ業界で『セリア』が快走しています。
同業他社が100円以上の商品を積極的に投入するなか、とことん100円商品にこだわる戦略を展開しています。陳列方法やライティングに工夫を凝らし、一つ一つの商品を実力より2~3割良く見せる売り場づくりに力を注ぎます。また、POSデータで単品ごとの商品力を見定め、各店舗にニーズに合った発注量を指南することで、売り筋商品のみを店頭に並べるようにしています。さらに、発注や在庫管理を本部が主導することで、従業員は接客と陳列のみに専念させます。
このように、売り場の洗練さ、商品の開発力、質の高い接客と陳列という3つの要素がセリアの成長を支えているのです。
( 平成21年8月10日 日経MJ )
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居酒屋チェーンを運営するHUGEの新川義弘社長は、「 フードビジネスは真似たり真似られたりするのが避けられない世界。ただ、猿マネでは店舗のストーリーはできない。そこに経験、ノウハウなどが加わって初めて、店の価値、個性が生まれる」 と考えています。
また、英国風パブを経営するハブの金鹿研一会長は 「 店舗は街の資産として作る 」 と考え、民意の高い地域でブランドを大切にした経営を行い、街になくてはならない存在になることを目指します。
この二人の経営者を見ていると、均一のビジネスモデルを多店舗展開する時代から、街や人にあった店舗スタイルを見つける時代になったことを実感させられますね。
( 平成21年8月13日 夕刊フジ )
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ファミリーマートは8月に海外の店舗数が国内の店舗数を逆転しました。
内需型といわれる小売業を台湾や韓国市場で拡大できたのは、習慣や風土に合わせて、コンビニモデルを現地化してきたからです。商品については、日本のノウハウを基本としながら、現地流にアレンジしました。台湾では、多くの具材を一度に食べたい、朝は外食で済ますといった消費者の動向に合わせた商品開発を行いました。
国内のコンビニ市場は、今後、拡大のペースが落ちると予想されます。そんな中、国内での急激な拡大を諦め、成長戦略は海外に求めるという上田準二社長の戦略は順調に進んでいるようです。
(参考資料:2009年9月4日 日経MJ)
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単年度ではなく、複数年度の損益計算書を並べてみると、粉飾を伺い知る疑問点を見つけることがあります。
売上原価率が減った理由は?、景気の悪化状況と売上高の下落幅の乖離は?、売上高増・販売管理費減の理由?…という疑問点が、売上の水増し、売上原価の過少計上といった粉飾を見破る突破口になることもあるのです。
(参考資料:日経トップリーダー 2009年6月号 )
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サミットは8月につつじヶ丘店を閉鎖しましたが、販売不振が理由ではありません。ネットスーパー専用の商品加工や配送を担う戦略拠点に変更するためです。
ネットで注文を受け、即日、商品を届けるネットスーパーは、共働きや高齢者を想定しビジネスモデルですが、手取り収入減やインフルエンザ流行で広がりつつあるた巣ごもり消費が追い風となって拡充しそうな雰囲気です。
(参考資料:2009年9月3日 日本経済新聞)
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日経産業地域研究所の調査によると、コンビニ弁当の販売期限直前の値下げが広がって欲しいと思っている人は81%という高い数値でした。この理由は、コンビニの弁当や総菜の価格が割高だと感じられているからです。特に低所得層ほど、その傾向が高く、処分値下げが彼らの利用増につながると予想されます。ただし、値下げ幅と集客増の関係は掴めておらず、今後、ここがポイントになると思われます。
(参考資料:2009年9月3日 日本経済新聞)
日本企業の間で、国際会計基準の前倒し採用を目指す動きが出てきました。住友商事、日産自動車が早ければ2011年3月期にも適用する方向で検討に入ったほか、JTは2012年3月期に導入します。
こうした動きを受け、日本経団連は準備会議を立ち上げ、日本基準にはない包括利益の開示方法など実務面の課題を整理することとしています。
(参考資料:2009年9月3日 日本経済新聞)
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東京商工リサーチの調べによると、東京都において創業100年を超えた企業が2377社あることが分かりました。この数値は全国一で、しかも2位の大阪府の2倍以上です。
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イタリアンレストラン『リゴレット』の新川義弘氏は、「最高のサービスとは自然であること。派手ではなく、お客さんの期待を少しずつ超える自然なサービスは長続きする」と語ります。
店舗スタッフは、顧客の好みやクセをノートに書き留めるなどの工夫を重ねることで、一人当たり30~100人の自分の顧客を持ちます。その結果として、何も言わなくても、苦手な食材が取り除かれた料理が用意されるのです。最強のクレーマーである新川社長を満足させるサービスを全社員で模索しながら、お客さんの期待を超えようとしているのです。
(参考資料:週刊東洋経済2009年5月16日号 )
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ある居酒屋は、帰り際のお客さんに入浴剤をプレゼントしていますが、なかなか評判が高かったそうです。つまり、お金を無闇に使わなくても“もてなす”ことは十二分にできるのです。
とにかく大事なことは、ほんのちょっとの心遣いを積み重ねていくことです。これが時間をかけてライバル店に大きな差をつけるのです。
(参考資料:2009年8月11日 日刊ゲンダイ)
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最近、“ 不満ではないレベル ” のサービスでは生き残れないと危機感を持つ企業が増えてきました。接客マナーなどの基本的価値に加え、記憶に残るなどの情緒的価値 をお客さんに感じてもらえないとリピーターにはなってくれません。
恵比寿のあるバーでは、常連客ごとにグラス ( それぞれ形は異なります ) を決め、来店すると、そのグラスで酒を作ってくれます。これはお客さんの顔と名前とグラスを覚えていないとできないサービスです。
(参考資料:2009年8月11日 日刊ゲンダイ)
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お客さんのグラスが空になっていたら、「何かお飲みになりますか?」と声をかけるのが飲食業の常識です。ところが、不景気の今、最初から3000円で飲みに来ているお客さんにとっては「お代わりは?」の一言が迷惑になったりします。となると、「あえて聞かない」というサービスも大事になってくるわけです。
“おもてなし”は時代によって変わる… サービス業は正解のないホントに難しい商売です。
(参考資料:2009年8月11日 日刊ゲンダイ)
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