2009年ヒット商品番付 ③
キーワード2 衣食住足りて、廉価を知る
2009年は、不況を機に生活の質や費用対効果を見直しが進んだ 「 質実剛健な年」 でもありました。
H&Nやフォーエバー21といった価格を抑え、流行をすばやく取り入れたファストファッションはしっかりと市民権を得ました。また、円高・ウォン安により、韓国ツアー旅行の価格が低下し、女性にブームが起きました。池袋にオープンしたヤマダ電機の日本総本店は2万3000㎡という圧倒的な広さを持ち、競合店のビックカメラとともに秋葉原から『 電気の街 』 の称号を奪い取る勢いです。弁当も300円を切るようになり、男性が弁当に凝るという社会現象 『弁当男子 』 が注目されています。また、巣ごもり消費を背景として、安くて、保存が利き、調理が簡単なお好み焼き・たこ焼きといった 『 粉もん 』 も好調でした。
(参考資料:2009年12月2日 日経MJ)
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