2009年ヒット商品番付 ④
キーワード3 故きを捨てて、新しきを知る
ロッテのガム 『 フィツ』 は、若者の 「 噛むのは面倒 」 という声に応えた商品開発を行って成功し、資生堂の整髪料 『 ウーノ・フォグバー 』 はワックスタイプが退潮期であることを見抜き、霧状スプレータイプとしてヒットしました。
キングジムのキーボード付電子機器『 ポメラ 』 は多機能であるべきという古い概念を打ち破り、メモ機能に特化したヒット商品です。2秒で起動する手軽さ、27,300円という手ごろな価格が消費者に支持されたのでした。
学校の軽音楽部という地味な設定にも関わらず、アニメ『 けいおん! 』 はキャラクターの可愛らしさ等が受け。予想外のヒットとなりました。
プロクターアンドギャンブルの柔軟剤『 ダウニー 』 は香りが強い欧米向の商品でしたが、こだわりを捨てて販売したところ、匂いに敏感な女性客という鉱脈を見事に掘り当てて、大ヒットしました。
(参考資料:2009年12月2日 日経MJ)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント