消費をしない若者に商機あり
松田久一氏は「物をあまり買わない価値観」が30代以下の若者を中心に広がる今、企業がとるべき策として、3つの道を提案しています。
① バブル世代の攻略をあきらめる
② ニーズの深堀りや売り方の工夫に努力する
③ 同業他社の成功例が出るまでじっと動かない
このうち、②の積極策を採るとした場合の注目点として、若者消費に詳しい三浦展氏は、エコ、ナチュラル、レトロといったキーワード、中古品、地産消費といった具体例を挙げています。
また、今の若者は身の丈に合った幸せを求め、壁を積極的に乗り越えようとしないため、企業側からは求めているものが見え難くなっているとも言えます。しかし、それは見え難いだけであって、存在しないわけではありません。若者が欲するサービスが市場にないということは、ビジネスチャンスなのかもしれません。
(参考資料:2009年12月11日 日経MJ)
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