南青山を脱出せよ ②
消費者、特に若者の東京離れが物理的にも心理的にも進んでいると言われます。郊外でストリートダンスを楽しむ若者たちが、東京に興味を示さず、人間関係も消費も地元で完結して満足しているという話も聞きます。この流れは、ドラマ『 木更津キャツアイ 』 に見られる自分が自分のままでいられる 「癒しのシェルター 」 としての 「 ジモト(地元) 」 を求める感覚が、歌や小説などのサブカルチャーに共通しているとの指摘もあります。
こうした時代のなかで、あえて千葉や茨城、埼玉といった郊外に引っ越したマーケッターが出てきています。インテリ臭のする地域にいては、今が見えないという彼らの感覚もまた、脱・青山発想の一つなのでしょう。
(参考資料:2009年11月13日 日経MJ)
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