予算を想像しやすくする
『煮込みと串揚げ居酒屋ぽくぽく』は、串揚げメニューを130円に、焼酎を1杯480円に統一することで、約15万円だった坪あたりの月収を約20万円と引き上げました。
不況下で、お客さんは、最終的にいくら払うか事前にはっきりしないことに不安を感じています。これは、入口で瞬時に最後のお勘定額を予想できなければ、その店を敬遠する可能性が高いということです。
単価をいくら安くしても、価格のバラつきがあれば、最終的な出費は想像しにくい。『ぽくぽく』の成功は、“予算を想像しやすくした”ことで、お客さんの安心感を増したことにあります。事実、客単価は、想定していた2800円を上回る3000円となったのでした。
(参考資料:2009年11月13日 日経MJ)
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