言葉こそが従業員の力を引き出す
業績の良い外食産業の経営者や店長は、言葉を持つ力を理解しています。感謝と承認を常に念頭に置き、たとえ怒る時であっても、言うべきでないNGワードをしっかりと認識しています。
銀座で気を吐くGINZA春夏秋豚の須藤剛店長は 「 何でやらないの? 」 「 言ったよな 」 といった類の言葉は言わず、できる限り 「 ありがとう 」や 「 さすがだね 」 という言葉を積極的に言うようにしています。
また、王将フードサービスの大東社長は、 「 お前ともあろうものがどうした! 」 と叱ります。これには、 「 いつもならできるはずの君がなぜ? 」 という意味を踏んでおり、部下に対する承認のメッセージなのです。
効果的な声かけが従業員のモチベーションを上げ、反対に何気なく口にした言葉がモチベーションを下げることを、今一度、経営者は振り返ってみる必要がありそうです。
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