日本の小売業調査2009年度 ②
日経MJの小売店調査によると、2009年度の百貨店はグループ会社を吸収合併した近鉄百貨店を除き、軒並み大幅な減収となりました。主力の衣料品などが極度の不振だったためで、高島屋・松坂屋などの大手も売上高の減少率は2ケタに近い数字となりました。
2010年度に入ってからの売上高は下げ止まりの兆しも見えます。株価の上昇などに伴い、絵画・宝飾品の高額品はかすかに動き始めています。しかし、消費構造そのものが変化しており、不安定な状況は続くという見方が強く、回復までの道のりは険しそうです。
( 参考資料:日経MJ 2010年5月7日 )
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