鉄道模型専門店が快走
ポポンデッタという鉄道模型店が快走しています。店舗数は13を数え、今後も年間3~5店出店し、2019年には50店舗体制を目指します。
社長の太田和伸氏は、何と税理士との二足のわらじですが、30~40代の男性というニッチ市場からの脱却を目指して、SCへの出店に踏み切りました。
ポイントは、店内に家族一体で遊べるジオラマを用意したことです。
ジオラマで遊ぶことで、関心のなかった子供や若者に興味を持ってもらい、初心者セットの購入を促すことができます。
また、子供と一緒にジオラマで遊ぶことで、鉄道模型を嫌がる妻の理解を得ることができ、結果としてマニア客の鉄道模型離れを防ぐことができます。
ニッチの壁を越えるには、一般客をとらえるチェーン戦略が欠かせません。書籍と雑貨の複合店ヴィレッジヴァンガードが全国展開しているように、ポポンデッタ型の新業態が多彩な消費市場を開拓してくれることを期待します。
( 参考資料:日経MJ 2010年8月2日 )
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