繁盛店はよろしくない!
「 行列のできる繁盛店なんて要らない 」 というのが西松屋の基本的な考え方です。それは運転があまり得意とは言えない子供連れのお客さんにストレスなく来店してもらうためには、通行料が少なく、右折でも左折でも安心して車を駐車場に出し入れできる立地が望ましいと考えているからです。
そのため、本部は極端な人気店を作らないことに細心の注意を払い、出店計画を立てます。しかし、思わぬ繁盛店になってしまった場合には、近隣に新たに出店することでお客さんを分散化し、自ら繁盛店を普通の店に変えてしまうのです。
顧客の立場を重視したほどほどの店によって商売を成立させる、これが西松屋の店舗展開の大原則なのです。
( 参考資料:日経トップリーダー 2010年6月号 )
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