五感経営 ② とことん任せる
富士そばを運営するダイタングループは、6つの会社から構成され、各社がそれぞれ12~15店舗を管理しています。丹社長は経営にタッチせず、各社に一人配置された常務が大きな権限を持ちます。出店戦略についても、丹社長のチェックは入りますが、基本的には常務が思い通りに組み立てます。また、出店場所も、グループ各社の自由で、他のグループ会社の繁盛店に隣接して出店しても構わないことになっています。
会社のルールに縛れることなく、自分自身で選んだ物件だからこそ、困難なことがあっても頑張ろうという気持になる…これが富士そば流の任せる経営の考え方なのです。
丹社長は 「 現場の決めたことにノーと言わないことも大切 」と考えているのです。
( 参考資料:日経トップリーダー 2010年9月号 )
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