五感経営 ④ 任せないこともある
「 任せる経営 」の “ 富士そば ” ですが、 「 任せないこと 」 もあります。
それは資金管理です。小切手用の印鑑は丹社長が管理しており、グループ会社の常務は月に3回、丹社長と面談し、印鑑を押してもらって決済をします。最終的な出金の蛇口だけは社長自らが開け閉めをしているのです。
また、月に3回、面談することで各社の異変を確実にチェックできます。旧態依然としたシステムかもしれませんが、自由放任主義の会社に起こりやすい横領を始めとする金銭トラブルを万が一にも起こさせない仕組みでもあるのです。
( 参考資料:日経トップリーダー 2010年9月号 )
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