財務諸表をよくする手は打ちません
成城石井の大久保恒夫相談役は、社長を引き受ける際にはいつも「 財務諸表をよくする手は打ちません 」 とファンドの人たちに明言するそうです。
そして、大久保相談役は「 経費を削減したり在庫を圧縮したりすれば利益が出たように見えますが、そういうことをする気はない。そして、人も決して切らない。切らないどころか、むしろ社員の教育費を増やすなど短期的には財務諸表にマイナスになることをたくさんする。成城石井でも教育コストを5倍に増やした。教育は一番重要な経費です。 」という持論を元に、安売りより社員を育てることで会社を成長させたのです。
( 参考資料:日経トップリーダー 2010年9月号 )
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