ツイッターは五感を拡張する
飲食業界でツイッターの達人と呼ばれる中村仁グレイス社長は、「ツイッターを通して、お客様の日常生活が見えるので、どんな接客すれば喜んでもらえそうか、事前に考えている」と言います。
中村社長は、予約客のツイッター上のつぶやきに可能な限り目を通します。「風邪をひいて熱を出した」と書き込みが数日前にあったら、来店時に「風邪の具合はいかがですか?」と温かいお茶を出します。こうすることで、お客さんの店に対する印象は良くなるのです。
従来なら、お客さんがどんなサービスを望んでいるかは、来店時に交わした会話や表情からしか窺い知ることができなかった。それがツイッターを使えば、たとえ初めての来店であっても、高レベルの心づかいができるというのです。
( 参考資料:日経トップリーダー 2010年9月号 )
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